イタリア代表は17日、UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ3のポルトガル代表戦を戦い、0-0のドローで終わった。同試合ではユベントスDFジョルジョ・キエッリーニ(34)が代表通算100試合出場を達成した。

▽2004年11月のフィンランド代表戦でフル代表デビューを飾ったキエッリーニは、以降の14年間に渡ってアズーリの最終ラインの一員として活躍。優勝を果たした2006年ドイツワールドカップ(W杯)でのメンバー入りは逃したものの、2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会と2度のW杯出場と、2008年から3大会連続でユーロ本大会も経験していた。

▽2017年11月のロシアW杯欧州予選プレーオフでスウェーデン代表に敗れた直後、代表引退を示唆したものの今年9月に約10カ月ぶりの代表復帰を果たすと、GKジャンルイジ・ブッフォンに代わる新キャプテンに指名され、今回の快挙達成となった。

▽なお、イタリア代表ではこれまで通算6人が代表通算100試合出場を達成。最多出場記録の176試合出場のブッフォンを始め、DFファビオ・カンナヴァーロ(136試合)、DFパオロ・マルディーニ(126試合)、MFダニエレ・デ・ロッシ(117試合)、MFアンドレア・ピルロ(116試合)、GKディノ・ゾフ(112試合)と錚々たるレジェンドが並ぶ。そして、今回7人目としてキエッリーニが加わることになった。

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