放送中の大河ドラマ「西郷どん」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)で、主人公・西郷隆盛(鈴木亮平)の息子の菊次郎を演じた城桧吏が、京都市琵琶湖疏水記念館を訪問。さらに、門川大作京都市長と対面し、NHK京都のキャラクター・ねこまるのぬいぐるみと共に記念撮影した。

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城が演じた菊次郎は、隆盛と愛加那(二階堂ふみ)の間にできた子どもで、奄美大島で育つが、9歳のとき薩摩の西郷家に引き取られ、糸(黒木華)が継母となる。

11月11日に放送された第42回では、米国への留学を決断した菊次郎が、「気張ってきもす」と隆盛に宣言し、旅立っていく姿が描かれた。

■ ゆかりの地を訪れ、「とても京都が好きになりました」

城は、菊次郎ゆかりの地である京都で、琵琶湖疏水記念館の他にも、霊山歴史館、角屋もてなしの文化美術館を訪れた感想を「3箇所とも歴史あるところで、とても綺麗で、西郷菊次郎がどんなことを京都でしていたのかも学べて、とても京都が好きになりました。疏水記念館では、西郷菊次郎の写真も見せていただき、より身近に感じましたし、実際にいたんだなと改めて思いました」と語る。

また、「京都は何回か来ていて、もちろん好きですが、これまでは、『京都行く?』って言われたら、『うん、行く』って感じだったのが、次に『京都行く?』て聞かれたら、『はい!行きます!!』って言います。京都に行きたい気持ちが、より強くなりました」と京都への思いも強くなったそう。

西郷どん」には、10月21日放送の第39回から出演していた城は、第42回で出番が終了に。その後に登場する14歳からの菊次郎は今井悠貴が、京都市長となった姿は、西田敏行が演じている。

城は、撮影を「最初は菊次郎のことはあまりよく知らなかったのですが、菊次郎を演じて、 歴史を学び、いろんなところで活躍していてすごい方だと知ることができて楽しかったです」と振り返る。

さらに、「菊次郎を演じることができて、本当にうれしかったです。幕末のドラマもまたやってみたいです。歴史の人物を演じるのはとても楽しいので、すごくやりたいです」とコメント。

最後に、「『西郷どん』では、僕の出番は終わってしまいましたが、この後も西郷菊次郎のことも分かるし、すごく勉強になるので、最終回までぜひ見てほしいです」と番組をアピールした。

隆盛の朝鮮使節派遣はすでにけっていしたはずだったが、政府に復帰した大久保利通(瑛太)は、猛然と使節派遣に反対。留守政府を担ってきた西郷らと対立を深めていく。

そして、利通と岩倉具視(笑福亭鶴瓶)の策略により、朝鮮使節派遣は延期させられてしまう。その強引なやり方に抗議し、西郷や江藤新平(迫田孝也)らは政府を辞職。

隆盛は鹿児島に帰ることを決め、盟友の真意を知るため大久保家を訪ねる。 (ザテレビジョン

門川大作京都市長と記念撮影する城桧吏