自販機の「あったか~い」といえば、コーヒーや紅茶、寒い時期ならコーンスープみそ汁などが定番だろう。今回、いつもと違うテイストスープ飲料を探している人などにぜひ試してみてほしい気仙沼ふかひれ使用 ふかひれスープが登場! 自販機でふかひれスープは今まで見たことがない。

 

固形のふかひれは入っていないが、本格中華味で満足感アリ

JR東日本ウォータービジネスがエキナカを中心に展開しているオリジナル飲料総合ブランド「acua<アキュア>」の自販機では近年、スープ飲料の売上が好調。2016、2017年と立て続けに売上実績が上昇している。2016年に発売された「贅沢デミグラスープ」が大好評となったのをきっかけに、スープカテゴリーにもっとチャンスがあるのではないかと新商品の開発が進んだそうだ。

自販機では、洋風や和風の定番商品はひしめき合っているものの、中華系のスープ飲料は意外とバリエーションが少ないというところに開発者が着目し「acua<アキュア>」のオリジナル飲料ブランド「acua made<アキュアメイド>」から発売されたのが気仙沼ふかひれ使用 ふかひれスープ』(190g缶・希望小売価格 税込 140円・2018年10月16日発売)だ。

 

みそ汁やお吸い物など数々のヒット商品を世に出している永谷園との共同開発ということで、期待が高まる。

パッケージに金色で堂々と書かれた「ふかひれ」の文字は、自販機で見つけやすいように大きくデザインされたそう。ふかひれは具材としては入っておらず、粉末で気仙沼産のふかひれが0.1%使用されている。スープのみで勝負とはどんな味なのかかなり気になってくる。

さっそく開けてみると、ふんわりと中華スープのいい香り。ごま油が入っているので香り豊かで、ほかにも生姜汁や椎茸エキス、オイスターソースなど様々な材料が絡み合っている。コラーゲン1000mgも配合なので女性にもおすすめしたい。

スープはパッケージと同じくきれいな黄金色である。よーく見ると何やらつぶつぶしたものが……。これが粉末のふかひれなのだろう、味わっていただこう。

一口飲むと、口当たりがすごくまろやか。若干トロッとしているのは、コラーゲンの質感だろうか。濃厚なだしの味で、あっさりしているが様々な材料が入っているからか飲みごたえはバッチリだ。

 

生姜やにんにくの風味も本格的な中華を感じられて、このクオリティを手軽にエキナカの自販機で味わえるのは嬉しい。ちなみにホット商品なので、もし冷めてしまった場合は耐熱カップに移してからレンジで温めて味わおう。

パッケージの見掛け倒しではなく、味からもしっかり高級感が感じられたのがよかった。「acua made<アキュアメイド>」のコンセプトの一つに「ほかにはない、価値ある飲み物を」とあるが、まさにそれに当てはまるような、スープ選びの幅が広がる商品だと思う。これからの季節恋しくなる自販機の「あったか~い」から、身も心も温めてくれそうだ。

 

この秋冬限定で、JR 東日本のエキナカにある「acure<アキュア>」の自動販売機やJR 東日本ウォータービジネス通信販売などで入手可能となっている。

 

 



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