来世も日本人として生まれたい(kuppa_rock/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

「桜」「着物」「寺社仏閣」「アニメ」…世界から見ても魅力的な独自の文化を持っている日本。品質や安全の管理も徹底していることから住みやすく、「来世も日本に生まれたい」と考える人も少なくないだろう。

 

■6割が日本人としての転生を熱望

しらべぇ編集部は、全国20〜60代男女1,537名を対象に「生まれ変わり」について調査を実施。その結果、全体の60.4%が「来世も日本人として生まれたい」と回答。

来世も日本人として生まれたい

2人に1人が日本人に生まれてよかったと感じていることになる。 なお、男性61.8%に対して女性59.0%と、やや男性のほうに割合が多いようだ。

 

■60代では7割が日本人を希望

さらに、この調査結果を男女・年代別に見ると…

来世も日本人として生まれたい

20代を除く、すべての世代で男性の割合が高く、40代以降は男性の平均を越えている。 年輪を刻む度に、その割合は高くなり、男女ともに60代が最も高く7割に及ぶことが判明。一方、20代男性、30代女性では5割とやや低めだ。

世界的にみても日本は平和といわれているが、「年金」や「雇用」といった問題がクローズアップされることがある。人生経験の少ない若い世代では、先行きが不透明に感じられ日本の未来に漠然とした不安を抱えてしまうのかもしれない。

 

■既婚女性は日本好き?

また、「日本人として転生したい」と回答した女性の割合を、未婚・既婚別で照らし合わせると、興味深い数値が現れた。

来世も日本人として生まれたい

20代を除きすべての世代で、既婚者の割合が高く50代では20ポイントも差をつけていることが判明。 なお、男性陣では40代までは未婚者の割合が高かったが、50代を境に既婚率の割合が高くなっていた。

結婚を機に家庭を持ち大切な人が増えることから、家族の安全も考えるようになる。品質や衛生の管理がしっかりしており、戦争・紛争がない平和な国だと感じ、改めて「日本に生まれてよかった」と考えるのだろう。

・合わせて読みたい→日本人の3割は「家庭円満」じゃない 若い未婚者ほど家族不和の傾向

(文/しらべぇ編集部・桜花ななこ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年10月19日~2018年10月22日
対象:全国20代~60代の男女1537名(有効回答数)

来世があるとしたら日本人に生まれたい? 国民の過半数が熱望した結果は…