主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』(事業運営者:株式会社ビースタイル/本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)の調査機関しゅふJOB総研は『夫婦の会話』をテーマに働く主婦にアンケート調査を行いました。以下にご報告します。(有効回答数713件)
■調査結果概要

1.配偶者またはパートナーとする会話「たわいない雑談」79.2%

2.配偶者またはパートナーと仕事の話をしたいと思うこと「ある」72.7%

3.配偶者またはパートナーとしたい仕事の話「職場で起きた出来事全般」58.7%

4.配偶者またはパートナーと仕事の話をする時間は「平日の夕食後」51.9%

5.配偶者またはパートナーと仕事の話をする方法は「直接会って話す」97.7%

6.フリーコメントより
◇配偶者またはパートナーと仕事の話をすることについて思うこととして寄せられたフリーコメントより抜粋

<配偶者またはパートナーと仕事の話をしたいと思うことが「ある」と回答した人>

・もっと話を聞いてほしい(40代:パート/アルバイト

・何処に漏れる事も無いので、お互いに色々話せる。聴いてもらうだけで楽になり、客観的なアドバイスももらえる(50代:パート/アルバイト

・具体的な仕事の話はしないようにしている(60代:今は働いていない)

・お互いどのような仕事をしているか、どんな職場で働いているかを知ることはお互いを理解するうえで必要なことと思うし、仕事の愚痴を言ってストレスを解消することもできる(50代:パート/アルバイト

・知識を借りたい(40代:派遣社員)

個人情報を漏らさないように話している(40代:パート/アルバイト

・相手の愚痴があればできるだけ聞いてあげたいと思うが、自分の愚痴はなるべく聞かせたくない40代:フリー/自営業)

・仕事関係、特に同僚上司の悪口は利害関係の無い主人に聞いて貰うのが一番安心して話せます50代:パート/アルバイト

・ただ、共感して欲しい時に否定されると話した事を後悔したりする(50代:契約社員

マネージメントを専門に教えている主人なので、何を相談しても明確で明快な回答をしてくれます。何でも包み隠さず話せるのはよい夫婦関係を築けていると感じています(50代:パート/アルバイト

<配偶者またはパートナーと仕事の話をしたいと思うことが「ない」と回答した人>

・パートナーの仕事の話は聞くが、自分の仕事の話はしない(40代:パート/アルバイト

・愚痴か、自慢話のみで、建設的な話ができないパートナーとは、仕事の話はしない方がお互いの精神的衛生上、良いと思います。また、年代によって?は、女性を見下している旦那さんもいます。リスペクトを持たない関係での話は、会話として成立しないです(50代:今は働いていない)

・話したところで、誉められるわけではなく、ダメ出しをされるので、確かに旦那は要領がよいし、器用私は不器用で要領が悪いから極力仕事の話はしない(40代:パート/アルバイト

・夫の仕事の話を聞いても わからないし 余計なことを言って雰囲気が悪くなるのも嫌なので なるべく仕事の話は しないようにしている(50代:今は働いていない)

・私は話をされれば聞くが、相手はそうではなさそう。家事が出来た上で余った時間に働いてほしいようなので、相談しても即「辞めれば」と言われると思う(50代:契約社員

・配偶者とは話すことはない(40代:契約社員

・家庭内に仕事の細かい話の持ち込みはよくないとおもいます。よっぽど自分で対処しきれない事なら(犯罪やセクハラやモラハラなど)相談するかもしれませんがあと、もしかしたら人間関係が良くない場合は、相談する可能性もあるかもしれません(40代:パート/アルバイト

・話たいけれど、話すな!と怒鳴られたので話せないです(40代:パート/アルバイト

・仕事は家庭に持ち込まない(30代:パート/アルバイト

・ちゃんと話を聞いてくれないので、話したくない(40代:今は働いていない)

<配偶者またはパートナーと仕事の話をする時、話しやすい時間帯の「その他」に寄せられたフリーコメント>

・夕飯の支度しながら(50代:パート/アルバイト

・寝る前(40代:パート/アルバイト

・出勤の駅までの道すがら(50代:派遣社員)

・子どもが寝た後(40代:パート/アルバイト

・休日の前日、夜のゆっくりし時間帯(50代:契約社員

・ドライブ中(50代:今は働いていない)

・顔を合わせている時、お互いが和やかに話がしたいです(50代:パート/アルバイト

・夜中(40代:その他)

■しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎より

 1122日は“いい夫婦の日”。いつの頃からか言われるようになった語呂合わせですが、経済産業省が後援したり各地でイベントが開かれたりと、結婚記念日とはまた違った意味合いで夫婦について考える機会として認識されてきているように思います。しゅふJOB総研では働く主婦層に、配偶者またはパートナーと日ごろどんな会話をしているか尋ねてみました。8割近い方が「たわいない雑談」と回答しています。では「仕事のこと」についてはどうかというと、55.3%と過半数が当てはまると回答しています。働こうという意思を持つ主婦層にとって、日常会話で仕事の話が出ることは自然なことなのかもしれません。

 さらに踏み込んで、配偶者またはパートナーと仕事の話をしたいと思うことがあるかを尋ねたところ、「ある」と回答した人が7割を超えました。話す内容としては「職場で起きた出来事全般」が58.7%と最も多いものの、僅差の57.9%の人が「仕事の悩み相談」と回答しています。フリーコメントには、夫やパートナーからの仕事上のアドバイスを頼りにしている声が多くみられました。一方、仕事の話をしたいとは思わないと回答した人のフリーコメントには、「ダメ出しをされる」や中には「話すな!と怒鳴られた」という声もありました。夫婦間で行われる仕事の話は、ご家庭の潤滑油になるケースもあれば、却って争いの種になってしまうケースもあるようです。

 「ちゃんと話を聞いてくれないので、話したくない」というコメントに代表されるように、夫婦の間で話をする時のスタンスにそもそものズレが生じてしまっていることもあるようです。いい夫婦の日”を迎えるこの機会に、配偶者やパートナーと出会い、会話できることの幸せ、大切さに改めて目を向けてみてはいかがでしょうか

<しゅふJOB総研について>

「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、 もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもとにつくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために定期的なアンケート等の調査を実施、結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<株式会社ビースタイルについて>

企業理念は「best basic style」。時代に合わせて新たなスタンダードをつくる会社です。この理念に基づき、2002年の創業以来、働きたい主婦に対して就業支援を行って参りました。約16年間で生み出した主婦の雇用数はのべ10万人以上。女性がそれぞれの価値観、ライフスタイルに合わせて働くことができる社会の実現に向け、派遣・在宅・ハイキャリアなど、様々な『しゅふJOBサービス』を提供しています。

配信元企業:株式会社ビースタイル

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