ロシア戦でコンビを組んだハヴェルツをマン・オブ・ザ・マッチに独自選出
ドイツは現地時間15日の国際親善試合ロシア戦で3-0と完勝した。この試合で1アシストをマークしたレバークーゼンの19歳MFカイ・ハヴェルツに対し、DFジョシュア・キミッヒが自身の所属するバイエルンに“勧誘”するような発言を残して注目を集めている。ドイツ誌「キッカー」が伝えた。
ドイツは前半8分にMFレロイ・ザネのゴールで先制に成功。その後、同25分にCKのチャンスから最後はDFニクラス・ズーレが加点すると、同40分にハヴェルツのスルーパスをMFセルジュ・ニャブリが押し込み、前半で3-0と試合を決めた。
代表ではMFを務めるキミッヒは試合後、「誰がマン・オブ・ザ・マッチにふさわしいか」と問われると、即座に「カイ・ハヴェルツは素晴らしい試合をしたよね」とコメント。ともに中盤を形成した19歳のハヴェルツを称賛した。
ハヴェルツはレバークーゼンと2022年まで契約を結んでいるが、キミッヒは「僕が彼を買うことなんてできないけど、カイはバイエルンにフィットする選手だと思うよ」と、スター軍団バイエルンでも上手くやっていけると太鼓判。レバークーゼンの若武者を間接的に“勧誘”した。
「役割分担はとてもはっきりしていた。すごく上手く機能していたと思う」
キミッヒはロシア戦でボランチの役割を果たしたのに対し、ハヴェルツはFW3枚の後ろで自由にプレーした。キミッヒは「役割分担はとてもはっきりしていた。すごく上手く機能していたと思う」とピッチ上でのコンビネーションがハマったと満足感を示している。
何度もプレーの起点となってみせたハヴェルツは、チームメイトが常に自分を探していることに気づいたという。「ピッチ上ではとてもいい感じだったし、良い連係ができていたと思う。ボールにも多く触ることができた」と語ったハヴェルツ。代表での“先輩”キミッヒからリクルートされるほど高く評価され、チームに自分の居場所を見つけたようだ。(Football ZONE web編集部)
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