カナダ出身の歌手マイケル・ブーブレ(43)が現地時間15日に「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に殿堂入りを果たした。マイケルはスピーチで「素晴らしい栄光に感謝」とコメントした。

マイケル・ブーブレは2003年にデビューアルバム『Michael Bublé』をリリースし、カナダイギリスオーストラリアでトップ10入りし、全世界で400万枚を売り上げた。2007年のアルバム『Call Me Irresponsible』ではアメリカやカナダなどの6か国で初登場1位を獲得し、全世界で1100万枚を売り上げる大ヒットを記録している。さらに2013年の『To Be Loved』はアメリカやイギリスを含む17か国で1位を獲得し、音楽界で素晴らしいキャリアを築いてきた。

私生活ではアルゼンチン人の女優ルイサナ・ラピラト(31)と結婚し、5歳のノア君、2歳のエリアス君、生後3か月のヴィダちゃんを育てている。マイケルは2016年に長男ノア君ががんと闘っていることを公表しており息子に寄り添ってきたが、今年7月にステージ復帰を果たしていた。

そんなマイケル・ブーブレが現地時間15日、ハリウッドの観光名所「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に名前入りの星型のプレートを残して、殿堂入りを果たした。マイケルはスピーチで、ファンのおかげで殿堂入りできたと感謝の意を示し、妻には「僕の妻、彼女のことをどう思っているのか、僕たちがどんなことを乗り越えてきたのか、言葉で表すことができないよ。彼女は僕のヒーローで心の支えだ。僕の子供たちは人生の目的を与えてくれて、日々をより素晴らしくしてくれる。この日々がどれほど素晴らしいか…心から実感しているよ」と涙声で語った。

最後に「長く生きれば生きるほど、愛情というのが無償ではないことに気が付くよ。愛には大きなコストがかかるんだ。愛すれば愛するほど、傷つく。より苦しみ、痛みを感じる。今朝起きた時にそのことを考えていた。君たちみんなのことを。良い時も、悪い時も僕を愛し、サポートしてくれた全ての人々のことを。何百万回もその愛のためなら、僕はリスクを負う。そして今日、この素晴らしい栄光に感謝している」と述べている。

マイケル・ブーブレの殿堂入りの式典には妻ルイサナ・ラピラトの他に、女優プリシラ・プレスリー、マイケルを見出した音楽プロデューサーのデヴィッドフォスターらが参加、その栄光を見届けた。

マイケルは今月16日に10枚目のアルバム『Love(ハートの絵文字)』をリリースしており、8日にはアメリカ27都市をまわるツアー「Don’t Believe the Rumors tour in 2019」を行うことを発表。米ツアーは来年2月13日にフロリダ州タンパからスタートし、4月6日ワシントン州タコマで終了するが、その後もカナダ、ヨーロッパでのツアーが予定されている。

(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー

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