息子の行いが家の中と外で全く異なる様子を描いた漫画「外面に磨きがかかったうーたろう」がSNS上で話題となっています。お家ではいつもママを困らせてしまううーたろうくん(1歳5カ月)。しかし、近所のお花屋さんに行くと…という内容で、「かわいい!」「うちと一緒」「分かります」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

クスッと笑えることを漫画に

 この漫画を描いたのは、mito(ペンネーム)さん(33)です。イラストレーターとして、インスタグラムやブログで自身の育児に関する漫画やイラストを描いています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつ頃からですか。

mitoさん「妊娠中です。主人が月の大半を海外で過ごすため、妊娠中の自分の様子や飼い猫の様子などを描いていました。子どもが生まれてからは育児日記として、主人に向けた絵日記として描いています」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

mitoさん「日々の息子の成長でクスッと笑えるようなことがあった際などに、記録として書き留めています」

Q.育児体験を漫画にすることで、何か変化はありましたか。

mitoさん「同じく、育児をされている方に共感してもらえることが多く、普段、ワンオペ育児をしている中で孤独なこともあるので励みになっています」

Q.うーたろうくんは、お家の中で他にどのようなことをしますか。

mitoさん「鍵やお財布などの貴重品、フライ返しやしゃもじなどの調理器具、リモコンやスマホを持ち出し、ゴミ箱や布団の中に隠したりします(笑)」

Q.お花屋さんにいる間、うーたろうくんはずっとお利口さんだったのでしょうか。

mitoさん「終始お利口さんでした(笑)入店時にはきちんと頭を下げて『こんにちは』を言い、退店する際もバイバイをしていました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

mitoさん「『あるある』『うちもやる!』と、どのご家庭のお子さんも同じようなことをしていることが分かるコメントや、『うちだけじゃないと安心した!』などのお声を頂きました」

Q.今後、インスタ漫画で発信したいことは。

mitoさん「出産して初めて感じたのは、自分も含め周りで孤独に頑張っているママたちが意外と多いこと。肩肘張らずに緩く育児が楽しめるように、便利な子育てツールの紹介や育児のちょっとした箸休めになるような漫画を配信したいです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

mitoさん「独身時代の合コンブラック企業、ダメンズネタが多くあるので、この経験を小出しで紹介していけたらと思います」

オトナンサー編集部

漫画「外面に磨きがかかったうーたろう」のカット=mito(sitter_nico)さん提供