苦悩する男((C)ぱくたそ)

身の回りの心配事を中居正広(46)に相談、どうすべきか決断してもらうバラエティー番組『中居くん決めて!』(TBS系)。

19日深夜放送では「かつて人気絶頂だった俳優」が匿名で芸能界の引退を相談。リアルすぎる内容に中居も頭を抱えた同問題に、視聴者も敏感に反応している。

 

■33歳の俳優の悩み

秋葉原で相談者を探していた中で、33歳の男性が「顔や名前を一切明かさずに中居に相談したい」と登場。この男性、実は俳優。かつては人気俳優として絶頂を極めたものの、仕事が激減し「芸能界の引退」を相談したいと言うのだ。

役者の仕事が激減したため、現在はアルバイトをしながら生活している男性。さらに「今年、結婚して家族を養わなければならない」ため、安定した生活を求めて芸能界を引退すべきか悩んでいると明かした。

 

■頭を抱える中居

本人の希望通り、誰かを特定せずに悩みを聞く中居だったが、子供はいないものの「将来を考えると無責任なことは言えない」と頭を抱える。

スタジオでは芸能人らが議論を交わすが、「芸人なら営業で生計を立てられるが俳優は難しい」「俳優は歳をとって円熟味が増す」など、辞めるべきとも続けるべきともなかなか結論付けられない。

「一度は売れている」「33歳という年齢」など男性の境遇を踏まえながら、中居は「夢持っていれば花が咲くって成功例ばかりをやるが、夢を掴めない人のほうが多い」と熱弁。人生のターニングポイントに差し掛かった悩みの解決案を模索していった。

■結論は…

m-floのLISA(44)は自身の経験も踏まえ「待つことも仕事」とし、「もうちょっと頑張ってほしい」と前向きな意見を出す。

男性も「芝居を続けたい」と情熱を持っており、男性の妻からは「やりたいことを全力でやってほしい」と言われている。

こういった点を踏まえ、中居は「俳優を続けろ。奥さんの言葉を信じて芸能界に居続けるべき」と結論を出し、芸能界で活躍できている自分たちだけではなく「夢破れてしまった人の話も聞いてほしい」とアドバイスをおくった。

 

■特定班が活発化

現役俳優が匿名とはいえ、進退をテレビ上で相談するという異例の事態に、視聴者も驚いたようだ。その中でも、中居のアドバイスを受け芸能活動の継続を決断した男性へのエールが目立っていた。

また、モザイクをかけ声も変えていたが、中居との共演経験も何度もある33歳の男性、さらに結婚したばかりなど情報も多かったため、男性を特定する動きも活発化してしまった。

厳しい芸能界の現実が突きつけられた今回の放送。視聴者のあいだでは条件から「ある俳優」の名が挙がっていたが、デリケートな問題のため真相は謎のままにしておきたい。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

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