ManfrottoはVitecグループに属しており、Vinten、Sachtlerなど同じVitecグループのブランドと共に今までは同じブースで出展していたが、今回は独立したブースでの出展となった。ちなみに今年の4月にマンフロット株式会社はヴァイテックイメージング株式会社に社名を変更している。同社の説明員の話によると、VintenとSachtlerは新製品のFlowtechに力を入れており、これらを全面展開するために独立したブースを構えたと説明していた。

Manfrottoの新製品としてはツインレッグのMVTTWINMCを参考展示したほか、先般Vitecグループに入ったJOBYのゴリラポッド、Loweproのバックパックなどとなっている。Manfrottoはプロのスチルカメラマンや小型ビデオカメラを中心としたユーザーを主なターゲットとした商品展開をしているが、近年WEB配信が盛んとなり、今までとは異なるユーザー層を形成している。こうしたユーザー層に向けてJOBYのゴリラポッドや、今まで以上に手軽に扱える三脚、アクセサリーを開発していく方向性のようである。

参考出展のManfrotto初のカーボンファイバー製ツインレッグビデオ三脚。自重は約3kgで100mmボール径を採用。75mmアダプターが付属する これに合わせてミッドスプレッダーとグランドスプレッダーも新たなものが披露された ミッドスプレッダーも軽量化が図られ、着脱も容易に行える befree live carbonは従来のシリーズをカーボンファイバーにすることで軽量化を図ったもの。折りたたむと41cmとなり突起物もほとんど無いので収納に便利 befree live carbonの自重は1.38kgで、耐荷重は4kg。約41cmのローアングルから150cmまでの高さに対応 先般Vitecグループに入ったJOBYのコーナーにはスマホやコンパクトデジカメなど、ネット配信などの極力重量を制限しながらも安定した撮影ができるアイテムを揃えていた 参考出展のJOBYゴリラポッド このゴリラポッドはヘッドにビデオ用の雲台を採用したもので、ビデオ三脚のような安定した撮影が可能 ドローンバッグMB BP-D1。小型のドローンならプロペラを収納しなくても挟むようにしてバック後部に固定できる
[InterBEE2018]ヴァイテックイメージングブース:ManfrottoのMVTTWINMCを参考展示。JOBYのゴリラポッドやLoweproのバックパックなども展示