ヘアカラーとメラニン色素の関係
ヘアカラーとメラニン色素の関係

髪の色は個人でそれぞれ異なります。

日本人には黒髮が多いのですが、日本人の黒髮は外国人の黒髮と比べて赤味が強めの特徴があります。

ヘアカラーをする際は自分の髪の色味を把握しておくことが大切です。

地毛の髪色はメラニンの種類と量で決まる

地毛の色を決定付けるのは髪の内部の、コルテックス細胞の中にある「メラニン色素」です。

髪の色人それぞれ違うのは、髪の中のメラニン色素の種類が異なるからです。

メラニン色素は加齢とともに生成されなくなり、メラニン色素が生成されなくなった髪は色が付かず、白くなります。
これがいわゆる白髪です。

髪の色は人種によって異なりますが、加齢により、白髪になるのは共通です。

思い通りの髪色にならない理由はメラニン色素が関係

同じ日本人の黒髪でも、個人によって赤味が強い場合もあれば、青味が強い場合もあります。

生まれつきメラニン色素の量が少ない場合は黄色味が強く、茶色に近い黒髮の場合もあります。

ヘアカラーをする場合は地毛が黒髮だとしても、自分の髪は赤味が強いのか青味が強いのか、メラニン色素が少なめで色が薄い黒髮なのか?を把握しておくことをおすすめします。

例えば髪色をグレイに染めたい場合、アッシュ系に染める選択肢と、マット系に染める選択肢があります。

髪を染める前にはカラーが入りやすいようにブリーチ(脱色)をする場合が多いのですが、もしもブリーチをして髪が黄色っぽくなる場合は、青系のアッシュのカラーを入れると綺麗なグレイの髪色に仕上がります。

ブリーチをして赤っぽい髪色になる人は、緑系のマッドのカラーを入れることで綺麗なグレイの髪色に仕上がります。

以上のように同じグレイに染めようとしても、地毛の色味の違いによって適切なヘアカラーが変わってくるため、ヘアカラーの際は自身の地毛がどのような色味なのかを知ることが大切です。

ヘアカラーで失敗しない方法

ヘアカラーで失敗しないためには、地毛の黒髮が、赤味が強いのか、青味が強いのか、メラニン色素が少なめで黄色っぽいのか?などの特徴を把握しておくことが大切です。

また、メラニンが少なくて髪の色が薄い場合は、メラニンの原料となる「チロシン」を含む食べ物を積極的に食べるのがおすすめです。

チロシンはチーズ、ヨーグルトなどの乳製品、カツオやブリ、タラコ、などの魚類や魚卵に多く含まれます。

メラニン色素を増やすことは白髪予防にもつながりますよ。

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