11月21日(水)放送の「未来世紀ジパング」(夜10:00-10:54放送、テレビ東京系)に、映画、ドラマ、舞台で大活躍中の福田雄一監督が初出演する。初めて“経済番組”に出演し、収録を終えた感想や今回のテーマである「リーダー論」について語った。

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「未来世紀ジパング」は、話題となる経済の現場を直撃取材し、スタジオ解説で未来を読み切る『経済“予測”番組』。今回は「今こそリーダー論!未来を拓く“世界一のリーダー”徹底取材!」と題し、国を引っ張っていくリーダーは、どんな人がいいのかを語り合う。“世界一幸せな国”コスタリカの38歳の大統領、世界で初めて産休を取った首相、“平和な街”を作り上げた世界一の市長など、さまざまなリーダーの姿が紹介される。

また、「福田組」を率いるリーダーとして、福田雄一が制作現場でどんな立ち振る舞いをしているか、ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ(テレビ東京系)誕生の裏側なども語る。

番組初出演となった福田からコメントが届いた。

――福田監督が経済番組のオファーを受けた理由は?

自分とあまりにもかけ離れた分野で、未知のところに飛び込んでいく感じだったので(笑)。最近ずっと言ってるんですよ、佐藤二朗と「もう50歳になったら、どんどん新しいことやらなきゃだめだ」って。

宣伝で出演する時は、自分の映画とか作品を背負う部分があるんですけど、今日は何一つ背負わなくていい!(笑)。この年になって『僕知らないんですけど』って、なかなか聞けないじゃないですか? バンバン自分の疑問をぶつけられたのは、『楽しかった!』としか言いようがないです

――監督という制作現場のリーダーとして、意識していることは?

福田組は僕が何もできないから、周りが“なんとかしてやろうぜ”で回っています(笑)。番組の中でも話していますが、分からないことをスタッフにあれこれ聞いて、『言いやすい空気を作る』というのは、とても大切だと考えています

――これまでの作品で「座長として、リーダーとしてすごい!」と思う役者さんは?

小栗(旬)くんですね。彼が座長でいた時に、彼がちゃんと前向きに楽しんでいれば、周りの不満が噴出することは絶対にないですね。彼がすごいのは、スタッフをすごくケアするんです。名前をアシスタントの子までちゃんと憶えて、『○○ちゃん、今日なんか元気ない?』みたいなことをされたら、どれだけスタッフが元気になるか…。

彼は仲間を集めて飲んだりするのが大好きで、ちゃんと本当に自然な気遣いができる。例えば、舞台あいさつで小栗くんと2人で東京から大阪に移動する際、私服に着替えて出てきたら、前に僕がプレゼントしたTシャツを着ている…そういうのうれしいじゃないですか。今の若手で言うと小栗くんは日本で一番、“座長”と呼ぶにふさわしい人なんだなあって思います。それでいてみんなに恥ずかしがらずに弱みも見せられる。僕的にはパーフェクトなリーダーです(ザテレビジョン

経済番組に初出演した福田雄一監督