スクウェア・エニックス野村哲也氏は、キングダム ハーツIIIの開発がすでに完了していることをTwitter上で報告した。あわせて海外の映画館で上映されているロング版トレイラーの映像が公開されている。

 『キングダム ハーツIII』は、2005年12月に発売された前作キングダム ハーツII以来となる、十数年ぶりのシリーズナンバリング作品となる。初代から語られてきた「ダークシーカー編」の完結編であり、主人公ソラと宿敵マスターゼアノートとの戦いの決着が描かれる予定だ。

 シリーズの特徴であるディズニー作品の世界観を巡る構造は本作でも健在で、今作では塔の上のラプンツェルアナと雪の女王トイ・ストーリーベイマックスモンスターズ・インクパイレーツ・オブ・カリビアンなどの世界観が登場することが予告されている。

(画像はYouTube | KINGDOM HEARTS III Cinema trailer(Western Ver.) より)

 『キングダム ハーツIII』は2013年6月のE3においてSCE(現SIE)のプレスカンファレンスにて正式発表された。当初は野村氏がファイナルファンタジーXV(旧『Versus XIII』)と並行してディレクションを担当していたが、2014年には『キングダム ハーツIII』へと集中し、ゲームエンジンUnreal Engine 4を採用するなど、開発体制においていくつかの変更があった。

 長年にわたりファンを待たせてきた同作は、2017年に当初2018年内のリリースが発表。のちに全世界同時発売を考慮し2019年1月へと発売は延期されたが、今回の完成報告を見るにこれ以上の延期はないと考えてよいだろう。

 発表からは5年、前作からは13年振りとなるシリーズナンバリングタイトルキングダム ハーツIII』は、国内でPlayStation 4Xbox One向けに2019年1月25日にリリース予定(ほか地域では1月29日)だ。

文/ishigenn

キングダムハーツIII 公式サイト
編集
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
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