■赤ちゃんのヨーグルトの疑問
離乳食もはじまり、いよいよヨーグルトにも挑戦!でも、赤ちゃんにヨーグルトって、一体いつからあげられるの?どれを選べばいいの?選ぶポイントは?など、赤ちゃんにヨーグルトを与える際の疑問についてご紹介します。

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ヨーグルトっていつから食べられるの?

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ヨーグルト発酵食品のため消化もよく、一般的には離乳食を開始した5・6カ月頃から与えられます。離乳食をはじめて3週間~1カ月を目安にし、白身魚や豆腐と言ったタンパク質に慣れてから与えるようにしましょう。最初は少量から様子を見ながら与えて、慣れてきたら離乳食の一品にするのもいいでしょう。生後6カ月から与えられるように作られた、赤ちゃん用のヨーグルトもあるためそれを使ってヨーグルトをスタートするのもおすすめです。



ヨーグルトを与える頻度は?

ヨーグルトを与える頻度は基本的には毎日でも大丈夫です。ですが、欲しがるだけ与えるわけではなく、厚生労働省が発表している離乳食の進め方を参考にしてください。離乳食で乳製品を開始した際の目安量は、50~70グラムなので、他の乳製品と合わせて適量になるよう与えましょう。



・食べさせるときの注意点


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アレルギーが心配なため、はじめて与える際は午前中をおすすめします。食後には、体や顔に発疹が出ていないか、下痢やよく吐くなどの症状は起こっていないかを注意しください。また、ヨーグルトはメーカーによって菌の量も違うため、新しく違うメーカーのヨーグルトを与える場合は少量からはじめてくださいね。



ヨーグルトを選ぶポイントは?

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無糖のヨーグルトを選びましょう。赤ちゃんはすっぱいものが苦手な場合が多くあるため、酸味が強いと食べないこともあります。ヨーグルトを選ぶ際は、酸味が少なくクセの少ないものが食べやすいため、おすすめです。



・冷凍ってできるの?

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ヨーグルトは冷凍保存も可能な食品です。しかし、冷凍保存をするように作られていないため、そのまま冷凍保存すると、水分が分離してしまいます。解凍したヨーグルトは元々のなめらかな状態には戻りません。なめらかな状態をキープするためには分離を防ぐために砂糖やジャムなどで味をつけましょう。半解凍して食べるとシャリシャリ食感のフローズンアイスのようになりますよ。赤ちゃんに与える場合は、できるだけ冷凍せずそのままの状態のものを与えるのがおすすめです。

■赤ちゃんにおすすめのヨーグルトって?

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赤ちゃんにおすすめのヨーグルトをご紹介します。スーパーで購入できるので手に入れやすい商品です。ヨーグルトを選ぶ際に参考にしてみてくださいね。



・定番のベビーダノン

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ダノンビオが有名な「DANONE(ダノン)」が生後6カ月から24カ月の赤ちゃん向けに作ったヨーグルトです。カルシウムが含まれた砂糖不使用のプレーヨーグルトと、果物や緑黄色野菜のピューレの2層からできています。無糖のヨーグルトは固めで飛び散りにくく、ピューレと混ぜ合わせても、個々で食べても違った食感や、味を楽しめます。香料や着色料、人工甘味料も不使用で甘さも控えめなので赤ちゃんにも安心して与えられるヨーグルトです。



・ビフィズス菌の入ったビヒダスプレーヨーグルト

酸味の抑えられたまろやかな味わいが特徴のヨーグルトなので、初めてヨーグルトを食べる赤ちゃんにもおすすめの商品です。ビフィズス菌が含まれており、腸内環境を良くし、お腹の調子を整えてくれます。特定保健用食品にも選ばれた、安心のヨーグルトです。

■赤ちゃんのヨーグルトをつかったレシピ紹介

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赤ちゃんのヨーグルトを使ったレシピを紹介します。赤ちゃんの離乳食作りの参考にしてみてくださいね。



ヨーグルトパンケーキ

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材料・ベビーダノン 1個(45g)・ホットケーキミックス 大さじ2・牛乳 小さじ2・サラダ油 少々作り方(1)ホットケーキミックスに、牛乳とベビーダノンのヨーグルト部分を混ぜる。(2)サラダ油を塗り、熱したフライパンに先ほど混ぜた(1)の生地を流し入れて両面を焼く。(3)器に盛りつけて、ベビーダノンの上の層のピューレ部分をかけ完成。ベビーダノンを使わず、違うヨーグルトにしても作れます。簡単にできるので、朝食やおやつとしてもぴったりのレシピです。



・1歳のお誕生日におすすめヨーグルトケーキ

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材料サンドイッチ用の食パン 4枚・水切りヨーグルト 150g程度(プレーヨーグルト水切りする場合は前の日に準備しておく。)・いちご 2~3個・卵ボーロ 適量作り方(1)いちごを薄くカットする。(2)食パンを好みの形にカットする。(3)水切りしたヨーグルトをクリーミーになるよう混ぜる。(4)食パン水切りヨーグルトと、いちごを重ね4段にする。(5)できあがったら周りや表面にも水切りヨーグルトを塗り、いちごや卵ボーロで飾りつけして完成。離乳食の進み具合によって、水切りヨーグルトに砂糖を加えてみましょう。もちろん、砂糖を加えず、そのままでも食べられます。1歳の誕生日には愛情たっぷりの手作りケーキを作ってみてはいかがですか?

ヨーグルトを使って離乳食をもっと豊かにしよう
今回紹介したように、ヨーグルトは赤ちゃんにもおすすめの食べ物です。そのまま食べるのはもちろん、アレンジもしやすいことから、離乳食期の主食に混ぜて使ったり、デザートとして与えたり、おやつとしても取り入れやすいですよ。今回紹介したレシピも参考にして、離乳食で与えるメニューをもっと増やしてみてくださいね。
(mamagirl
掲載:M-ON! Press