日本代表がキルギスに4-0で快勝、山中は代表史上最速デビュー弾
日本代表は20日、国際親善試合でキルギス代表と対戦し、4-0と快勝した。開始2分にDF山中亮輔(横浜F・マリノス)が史上最速代表デビュー弾を叩き込むと、同19分にMF原口元気(ハノーファー)が直接FK弾を決める。後半には27分にFW大迫勇也(ブレーメン)、同28分にMF中島翔哉(ポルティモネンセ)と途中出場の二人が立て続けに追加点を奪い、年内最後のテストマッチを快勝で飾った。
この結果を受け、かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップを6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏が、キルギス戦に先発した11選手を10点満点で採点。最低点はMF伊東純也(柏レイソル)の「5点」となった一方、5選手に対し「7点」の評価を与えている。
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■キルギス戦の日本代表スタメン11人の採点(10点満点)
【GK】
権田修一(サガン鳥栖) 6点
ほとんどゴールを脅かしてこない相手に対し、権田は静かな夜を過ごすことになった。
【DF】
山中亮輔(横浜F・マリノス) 7点
開始早々のゴールは、日本が円滑にプレーすることを可能にし、サイドバックからのエネルギッシュなパフォーマンスは、彼がアジア杯の本命候補であることを示した。
槙野智章(浦和レッズ) 6点
限られた相手に対し、十分に手堅いパフォーマンスを披露した。それを軽い負傷によりピッチを退くまで貫いた。
三浦弦太(ガンバ大阪) 6点
三浦にとって比較的トラブルに遭わない夜となり、敵陣ゴール前ではあと一歩でネットを揺らすヘディングで脅威を与えた。
室屋 成(FC東京) 7点
右サイドに配置された山中のようで、攻撃に積極的に関与し、守備ではほとんど出番がなかった。
三竿&守田の両ボランチに高評価「相手のわずかな脅威をコントロール」
【MF】
三竿健斗(鹿島アントラーズ) 7点
彼の試合を読む能力と性格無比なパス捌きで試合のテンポを牛耳り、成熟さを持って相手のわずかな脅威をコントロールした。
守田英正(川崎フロンターレ) 7点
試合を通して彼のやり方を全うし、無傷で際立った守備を見せた。
伊東純也(柏レイソル) 5点
何度かゴールを奪うチャンスを見出してはいた。滅多にない先発としてインパクトを残したがっているようには見えたが…。
北川航也(清水エスパルス) 6点
ほとんど余裕がなく守備に走らされる相手に対し、比較的静かなパフォーマンスに終始した。
原口元気(ハノーファー) 7点
彼のゴールは幾分幸運に恵まれたものだったとしても、日本の攻撃ラインを活性化させるプレーとなった。
【FW】
杉本健勇(セレッソ大阪) 6点
相手の体を入れてくる守備に対し前を向くことができず、静かな夜を過ごすことになってしまった。日本がより突き抜けるうえで、彼がそれを難しくしてしまった。
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