レアル・マドリーが、マンチェスター・シティに所属するU-21スペイン代表FWブラヒム・ディアス(19)の獲得に動くようだ。スペイン『アス』が伝えている。

▽マラガ下部組織出身のディアスは、2013年にマンチェスター・シティ下部組織に移籍。攻撃的なポジションを複数プレーできるユーティリティー性に加え、ドリブルを武器に”スペインメッシ"と評価されている逸材だ。今シーズンは公式戦3試合に出場し2ゴールを記録している。

ディアスとシティの現行契約は今シーズン限りまで。シティの監督であるジョゼップ・グアルディオラは「彼を守るためなら全力を尽くすつもりだ」と契約延長を望んでいるものの、未だ新契約締結には至ってはいない。

▽『アス』によると、ディアスマドリーからの関心を既に知っており、光栄に感じているという。同選手はシティを出るべきではないか、という考えを抱くようになっており、その主な理由は出場機会の少なさと、母国であるスペインへの望郷の念だ。ディアス一家はシティ入団を機にイギリスに引っ越したが、家族もスペインに戻ることを望んでいるという。また、ディアスは自由時間の大部分を4人の妹と過ごすほど、家族思いな選手だ。

マドリーは、若手アタッカーであるディアス獲得に成功した場合、スペイン代表MFマルコ・アセンシオの獲得時と同様のオペレーションを採用する模様。そのため、プレシーズン中にトップチームに帯同させ、本拠地サンティアゴ・ベルナベウに残留させるか、他のリーガエスパニョーラのクラブに貸し出すかを見極めるようだ。

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