歌手のテイラー・スウィフトが20日、東京ドームで開催された『Taylor Swift reputation Stadium Tour in Japan Presented by FUJIFILM instax』に出演した。ライブの前には取材陣とのミート&グリートに応じ、公演では約2時間にわたってファンを魅了したテイラーは「東京愛してます! ラヴ・ユー!」と日本への愛を叫んだ。

【写真】テイラー・スウィフトが東京ドームに降臨! 公演の様子

 公演前のミート&グリートで美の秘けつを問うと、最高のメイクアップアーティストのおかげと笑顔で明かしてくれたテイラーは、愛用しているカメラを用いて取材陣一人一人と写真撮影に応じてくれた。テイラーが愛用しているのは、富士フイルムのチェキ『instax』。テイラー自身がデザインを監修した『instax SQUARE SQ6 Taylor Swift Edition』は、『reputation』のジャケットをデザインのベースとして、背面にはテイラー自筆のサインを忠実に再現したプリントが配されている。

 その後、約3年ぶりの来日公演の舞台に立ったテイラーは「東京に戻ってくることができてすごくうれしいわ! 皆にとっても会いたかったの!」とニッコリ。また「(前作のアルバム)『1989』のツアーは東京でスタートしたのよね。だからこの『reputation』スタジアムツアーでは、東京を最後に選んだわ!」と明かし、会場を大いに沸かせた。

 テイラーは最新アルバム収録曲の『…レディ・フォー・イット?』『デリケート』『ゴージャス』『ドレス』のほか、『ラヴ・ストーリー』『ユー・ビロング・ウィズ・ミー』『私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない』などのおなじみのナンバーも熱唱。テイラーの姿を余すところなく映し出す大スクリーンが広がるステージには、蛇がデザインされた大小さまざまな舞台装置や、水が吹き出す噴水などが登場。テイラーはアコースティックギターやピアノの演奏も見せた。

 数々の名曲を歌い、ダンスも踊りながら、およそ2時間にわたって約5万人のファンを楽しませたテイラーは、公演終盤にかけても「東京愛してます! ラヴ・ユー!」と笑顔を絶やすことがない。「すでにこのツアーが懐かしい」と襟元を開くと、ツアーを行うことや、サポートメンバーに対する思いも明かしていた。なお当日は、Charli XCXもゲスト出演してオープニングアクトを務めた。

 ツアーのタイトルに冠されている『reputation』は、2017年11月10日に発売されたテイラーの最新作にして6枚目のアルバムタイトル。収録曲『ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ~私にこんなマネ、させるなんて』のミュージック・ビデオは、公開から24時間で2800万回の再生回数を記録した。ワールドツアーは今夜、東京ドームフィナーレを迎える。

『TAYLOR SWIFT reputation STADIUM TOUR in Japan presented by FUJIFILM instax』の様子 Photo by Yoshika Horita