アスレティック・ビルバオは20日、スペイン人FWイケル・ムニアインとの契約を2024年まで延長したと発表した。

 なおクラブ側の発表によると、今回の新契約には契約期間内の解除条項が撤廃されており、事実上同選手が契約満了まで同クラブでプレーすることが確定している。スペイン紙『マルカ』はこれについて「プロサッカー史上前例のない」契約だと報じている。

 現在25歳のムニアインは、同クラブの下部組織出身で2008年に同クラブ史上最年少でトップチームデビューを飾った。若い頃から将来を嘱望され続けた生え抜きFWは、「バスク純血主義」を貫く同クラブへの忠誠を誓い、32歳までプレーを確約する契約を締結した。

アスレティック・ビルバオに所属するムニアイン [写真]=Getty Images