少年少女7人が1人の男性を暴行するという痛ましい事件が、東京都八王子市内で発生した。その犯行の残虐性に、ネットからは怒りの声があがっている。
■「連絡しても無視するので」
7人の少年少女は、10月19日午前2時ごろから同5時ごろまでの間、八王子市内の公園で、町田市に住む塗装工の男性(25)を呼び出し、集団で暴行したとされている。
男性をカッターナイフで脅して現金約9千円を奪った上、殴る蹴るの暴行を加え、はさみで髪を切るなどしたという。男性は2週間のけがを負った。
事件を起こした7人は、いずれも東京都内に住む塗装工や高校生ら16~18歳だった。現在、容疑を認めているという。
7人のうち一部が男性と知り合いだったとされ、警察の調べに対し「連絡しても無視するので頭にきてやった」などと供述しているとのことだ。
■「罪は重い」と怒りの声
1人の男性に対して集団で暴行するという卑劣な犯行に、ネットからは怒りの声が相次いだ。また、加害者が少年少女だったことを受け、「年齢は関係ない」「罪は重い」と少年法に言及する声もあがった。
・この男性はケガだけでなく、心の傷も負うことになった。犯人の罪は重い
・20歳未満だからといって、罪を軽くする必要はないと思う。この少年少女はそれだけのことをした
・年齢は関係なく、事実に基づいて裁かれるべき
・なんでこういうことした人たちが守られるのかよく分かんない
■「当事者同士で解決すべき」
また、被害男性と知り合いだったのは7人の中の一部だったという今回の事件。このことからネットでは、「当事者同士で解決すべき」「仲間を呼ぶ意味が分からない」などとの声があがった。
・無視されて嫌だったのなら、その嫌だと感じた本人が直接話せばいい。なぜ呼び出して暴行という話になるんだ…
・7対1とか、最低だな。こんなの集団でやらずに、当事者同士で解決すべき問題なのに
・何で集団で暴行することになるの? 仲間を呼ぶ意味が分からない
■6割以上「少年犯罪は刑罰軽い」
刑法では、20歳未満は男女ともに「少年」とされ、少年法によって処分が課せられる。しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,537名を対象に「少年犯罪」について調査を実施した。
全体の6割以上が「刑罰が軽いと思う」と回答する結果に。
(©ニュースサイトしらべぇ)
こうした悪質な少年犯罪が起こるたびに言及される「少年法」。本当に守るべき者は誰なのか。今後も十分な議論が必要になるだろう。
被害に遭われた男性の傷が、心身ともに癒えることを願いたい。
・合わせて読みたい→浜崎あゆみ、高級ブランド自慢に悲しみの声 「もうやめて!」「飽きたよ…」
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年10月19日~2018年10月22日
対象:全国20代~60代の男女1,537名(有効回答数)
コメント