アビスパ福岡は22日、GK神山竜一(34)、DF堤俊輔(31)、MF山瀬功治(37)の3選手の契約満了を発表した。

▽神山は、ガンバ大阪ジュニアユース出身で、立正大淞南高校から2003年に福岡に入団。福岡一筋で16シーズンプレーし、J1通算26試合、J2通算216試合、Jリーグカップ通算12試合、天皇杯通算11試合に出場していた。ここ2シーズンはプレー機会がなかった。

▽堤は、浦和レッズの下部組織出身で、2006年にトップチーム昇格。ロアッソ熊本栃木SCを経て2012年に福岡に加入。加入当初は主力としてプレーも、ここ3シーズンは控えにまわり、今シーズンはJ2で11試合、天皇杯で2試合に出場していた。

▽山瀬は、2000年に北海高校からコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)に入団。浦和、横浜F・マリノス川崎フロンターレ京都サンガF.C.を経て、2017年に福岡へ移籍。2シーズンでJ2通算69試合に出場し7得点を記録していた。

▽3選手はクラブを通じてコメントしている。

◆GK神山竜一
「高校卒業してからアビスパに入り、気づけば16年にもなっていました。J1昇格、J2降格、そしてクラブの経営危機など、本当に色々ありましたが、このチームにこれだけ長く入れたことは本当に誇りです」

「スタメンでもベンチでもいつもレベスタで僕の名前を歌ってくれるあの応援が耳から離れません。 できるなら最後にもう一度聞きたかったなぁーというのが、心残りですしこれから聞けなくなるのは寂しいです」

「まだこの先どうなるかはわかりませんが、ファン・サポーターの皆様、スポンサー、株主の皆様、応援してくれた皆様、今までアビスパ福岡の神山竜一を応援、支えてくださり本当にありがとうございました! 本当に本当に16年間ありがとうございました!」

◆DF堤俊輔
「福岡の皆さん、7年間お世話になりました。本当にありがとうございました

◆MF山瀬功治
アビスパで過ごしたこの2年間本当にあっという間でした。福岡の地でサポーターの方をはじめ、多くの人達と交流させていただく中で、本当に皆さんが僕の事を優しく受け入れて下さり、ピッチの上では本当に沢山の声援を送ってもらいましたし、プライベートでも多くの方々に本当に良くして頂きました」

「福岡の街を大好きになり、出来るだけ長くこの地でプレー出来ればと願っていたので、今回の結果は本当に残念でなりません。当然様々な思いはありますが、これがプロの世界なのだと理解する様に心がけたいと思っています。この2年間熱い声援を送っていただいたサポーターの皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです」

「僕自身はまだまだ現役を続けるつもりなので、また元気にプレーする姿を皆さんにお見せできる様、これからも頑張っていきたいと思います。本当に2年間ありがとうございました」

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