アイドルグループ・つりビットが、2019年3月末のワンマンライブをもって解散することを発表した。

【写真を見る】今年10月10日に東京・TSUTAYA O-WESTで行ったワンマンライブ。MCではオーディション当時のことを振り返っていた

解散については11月21日、「つりビットより大切なお知らせ 」と題して、公式サイトにて発表。ファンへの感謝を綴ると共に、「6年間、つりビットとして活動した経験を糧に、メンバーそれぞれが新しい一歩を踏み出すため」のユニット解消であると説明された。

つりビットは「いつか世界を釣り上げます!」をキャッチコピーに、2012年12月12日に結成。長谷川瑞(20歳)、聞間彩(18歳)、竹内夏紀(18歳)、安藤咲桜(17歳)、小西杏優(17歳)の5人で活動を行ってきた。釣りとビット(小さな一片や最小単位などの意)を掛け合わせたグループ名には、“小さな一片から大きく成長していこう”という思いが込められていた。

デビュー当時は初めての釣りに悪戦苦闘をしながらも、ステージ活動と並行して釣り関係の番組、CMに出演し、“釣り×アイドル”というジャンルで着実にファンを増やし続けていた同グループ。

楽曲には「釣り銭はいらねぇぜ」「爆釣御礼」「裸足のマーメイド」などお魚ソングを多く持ち、山下達郎の「踊ろよ、フィッシュ」もカバー。発売40周年「およげ!たいやきくん アニバーサリーベスト」には「およげ!たいやき あんこちゃん」で参加。2018年3月にはアニメ「ミイラの飼い方」のオープニング主題歌「不思議の旅はつづくのさ」も担当した。

今年に入ってからは大人っぽさも打ち出した新たなつりビットを見せ、これからの飛躍が期待されていたグループだった。

今後の予定として、結成記念日である12月12日(水)に東京・TSUTAYA O-WESTでワンマンライブ、2019年3月6日(水)にラストシングルをリリース、3月末にラストライブを実施する。

■ つりビット運営からの解散コメント全文

~つりビットより大切なお知らせ

いつも応援いただきありがとうございます。

つりビット運営より皆様へ大切なお知らせです。

2012年12月12日に結成、翌年5月22日に配信シングル「スタートダッシュ!」でデビュー以来、皆様のご厚情に支えられ活動を続けて参りましたつりビットですが、来年2019年の3月末をもってその活動を終了、解散することが決定いたしました。

メンバーそれぞれの個性の伸長を願い、また、約6年間に及ぶ活動の経験を生かした新しい一歩をそれぞれが踏み出すべく、ユニットでの活動を解消することとなりました。

つりビットはキャリア11枚目のシングルCDを2019年3月6日(水)に発売させていただきます。

ラストシングルとなります。

3月末にはラストライブを実施させていただく所存です。

残された時間はわずかではございますが、メンバーと運営が一丸となり、今まで応援してくださった皆様へ感謝の気持ちを込め、つりビットとして最後まで全力で駆け抜けさせていただきます。

これまでたくさんの優しさと思いをありがとうございます。

応援いただいた皆様に恩返しができるよう、最後まで頑張って参ります。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

2018年 11月22日 つりビット運営(ザテレビジョン・取材・文:鈴木康道)

解散を発表したつりビット。左から竹内夏紀、安藤咲桜、聞間彩、長谷川瑞、小西杏優