ナポリが、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(31)の復帰を歓迎している。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』の情報を基にスペイン『アス』が報じた。

▽2010年から2013年にかけてナポリプレーし、公式戦通算138試合104得点を記録したカバーニ。現在所属するPSGでは同僚のネイマールとの対立が取り沙汰され続けており、ナポリ復帰説が浮上している。

▽先日にはナポリのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるピエルパオロ・マリーノ氏が「彼はナポリでの引退を考えている」、「その意思はだいぶ固い」と発言。古巣帰還が具体性を帯びてきている。

▽また、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長もカバーニを迎え入れる意思を表明。以下のようにコメントしており、同選手が減俸を受け入れるか否かで、復帰が実現する可能性もありそうだ。

「もし彼がパリで退屈していて、給与が減っても幸せならば、私たちは諸手を挙げて復帰を歓迎する。シーズンの終わりに(カルロ・)アンチェロッティが彼との契約を望めば、PSGは彼の給与支払いを1年間避けられる。無料もしくはわずかな金額で私たちに貸し出して、彼が600万か、700万ユーロ(約7億7000万か約9億円)の年俸に同意すればだ」

▽2020年6月末までPSGとの契約を残すカバーニの年俸は、『アス』によると1850万ユーロ(約23億8000万円)。リーグ・アン全体でも、ネイマールに次ぐ2番目の高給取りであることが伝えられている。

サムネイル画像