ニュルンベルクは24日、ブンデスリーガ第12節でシャルケとのアウェイ戦に臨み、2-4で敗れた。ニュルンベルクのFW久保裕也は83分までプレーしている。

▽前節は逆天王山となったシュツットガルト戦を落とした15位ニュルンベルク(勝ち点10)は、久保が3試合ぶりにスタメンとなった。

▽14位シャルケ(勝ち点10)に対し、久保が中盤ダイヤモンド型の[4-4-2]のトップ下で先発となったニュルンベルクは6分、FKからブルクシュタラーに決定的なヘディングシュートを許すも、GKマゼニアがファインセーブで凌いだ。

▽続く8分、アリのミドルシュートもGKマゼニアセーブしたニュルンベルクは9分、ボックス手前左から久保がミドルシュートでGKを強襲。さらに17分、CKのサインプレーからブルクシュタラーに枠内シュートを打たれたが、ここもGKマゼニアの好守で阻止した。

▽劣勢の入りとなったニュルンベルクは25分、久保のドリブルでの仕掛けを起点に、ルーズボールを拾ったベーレンスがボックス左から際どいシュートを浴びせる。

▽しかし26分、浮き球フィードをGKマゼニアが処理しきれず、ルーズボールを拾われたスクルツィブスキに無人のゴールに流し込まれた。

▽さらに32分、右クロスのルーズボールをアリに押し込まれてシャルケにリードを広げられてしまう。

▽それでも38分、久保のロングフィードを起点に分厚い攻めを見せると、最後はルーズボールをパラシオスが押し込んで1点を返した。

▽1-2で迎えた後半、久保が開始直後にミドルシュートを浴びせたニュルンベルクだったが、シャルケの攻勢を受け続けると、67分に退場者を出してしまう。バウアーがアリへのスライディングタックルで2枚目のイエローカードを受けてしまった。

▽そして70分、右サイドのカリジウリの鋭いアーリークロスをニアサイドのブルクシュタラーにボレーで合わせられて3点目を決められたニュルンベルクは、74分に途中出場のズレリャクが1点差に詰め寄るゴールを決めたものの、84分にスクルツィブスキにゴールを許して2-4で敗戦。シャルケとの下位対決に敗れ、6試合勝利なしとなった。

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