生きていくうえで「お金」は必要不可欠であり、物事を決めるひとつの大きな基準といえる。しかし、お金だけにとらわれるとかえって貧しさをおぼえてしまうことも。
このことについて、女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』のとあるトピックが話題になっている。
■お金を使うことが怖い
貯金が減るのが怖くてたまらないと訴えた投稿者の女性。「今まで頑張って貯めてきたので、多少使ってもいいよね?」と思いながらも、いざお金を使おうとすると恐怖を感じてしまうようだ。
親や夫からも「そこまで切羽詰まる必要ない」「多少は使わないと、お金の価値がなくなる」と説得されるのだが、それでも最低限のお金しか使えないという。そのせいでファッションやメイクなどの自分磨き、旅行などの娯楽も楽しめくなってしまったとのこと。
この感覚から解放されたいのだろう、投稿者は掲示板に意見を求めた。
■「将来が不安」「落ち込む」と共感
投稿を受け、掲示板からは共感の声が寄せられた。貧乏というわけではないものの、お金を使うことをためらってしまうようだ。
また、ある程度の金額が貯まったあたりからお金を失うことが怖くなったという声も。
「将来が不安すぎて万単位の買い物ができない。来年30だけど800万で上京して一人暮らしだと厳しいかなって不安」
「分かるなあ。私も貯金が300万を超えた辺りから、使えなくなったわ」
「わかる。ちょっと高い買い物とかして、ガクッと貯金減ると、しばらく本当にこの買い物は必要な物だったのかな…ってしばらく落ち込む」
「今の時代それくらいで丁度良いのかもよ 周りに何言われようがあなたの自由 気楽にね」
■「何が楽しみで生きてるの?」と疑問も
一方で、投稿者を批判する声も。お金を貯めることは大切だが、使うべきところできちんと使うことが重要というアドバイスや、我慢ばかりでは人生楽しめないという意見が寄せられている。
「お金は大切だけど、人生楽しむためのものだよ」
「人間はいつ死ぬか分からないからもし明日死ぬと思ったらお金使っとかないとってなる」
「何が楽しみで生きてるの?」
「貧乏性ってやつだね。心まで貧しくなるよ」
■お金はいっぱい稼いでいっぱい使うべき?
しらべぇ編集部が全国20〜60代の1,367名に「お金」について意識調査を実施したところ、約半数が「お金はいっぱい稼いでいっぱい使うのが理想」と回答した。
貯金はたしかに大切だが、ただ意味もなく貯めている場合もある。将来の貯蓄用と、人生を楽しむための娯楽用の2つの口座を用意するという方法をとるなど、お金とはバランスよく付き合っていきたいものだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)
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