新井浩文林遣都のW主演で、コミック「善悪の屑」の実写映画化が決定。12月よりクランクインし、2019年2月に完成が予定されている。

渡邊ダイスケによる原作は、2014年に連載開始し、2016年からは第二部「外道の歌」もスタート。コミック売り上げ累計350万部を突破し、Amazonランキング大賞2016上半期入賞など、人気を博している。

古書店を営むかたわら、依頼人からの復讐代行を担っている鴨ノ目武(カモ)と島田虎信(トラ)の物語。カモを新井浩文が、トラを林遣都が演じる、新たなバディものが誕生する。

また、ヒロイン・奈々子役には馬場ふみか、監督は「貞子VS伽椰子」「不能犯」など大ヒット映画を手掛け、2019年には「地獄少女」の公開も控える白石晃士が務める。

そんな主要キャストや監督、原作者からのコメントが届いている。

新井浩文コメント

漫画を読んで、これ実写化して大丈夫なんですかね。と素直に思いました。これから撮影に入りますが、原作の髪形に寄せるので、普段恥ずかしくないように、新しい帽子を買います。

林遣都コメント

原作を読ませていただき、人間誰しもに潜む怪物を呼び覚ましてしまう、ある意味恐ろしい作品といった印象でした。これから撮影が始まりますが、映画だからこそできる、やるべき作品への出演に心が踊っております。悲しみを抱えながら正気と狂気の狭間を行き来し、その瞬間を存分に味わい尽くしたいと思っております。

馬場ふみかコメント

初めて原作を読んだ時にまず本当に映像化できるんだろうか、と思ったほど衝撃の連続でした。今までにない残虐な、それでいて人間の愛を感じる新しい復讐劇になるはずです。復讐とは、善とは、悪とは何か? 誠心誠意向き合い、撮影に臨みたいと思います。

白石晃士監督コメント

こんな仕事を待ってました。この映画、私がやらずに誰がやります? どう考えても、やるべくしてやることになった映画です。原作の名に恥じぬよう、夢のようなキャストの皆さんとともに、思いきりブチかまします。乞うご期待!

■ 原作者・渡邊ダイスケコメント

この度、白石監督をはじめ素晴らしいキャスト、スタッフの方々に映像化をしていただく機会に恵まれました。ぜひ、白石監督や皆さんの手で、僕が描いた原作とは一味違う「善悪の屑」を作っていただけたら幸いです。(ザテレビジョン

コミック「善悪の屑」がW主演に新井浩文と林遣都、ヒロインに馬場ふみかを迎えて実写映画化