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12月3日(月)より毎週月曜日にBiSH初の冠番組「BiSHのキレッキレJAPAN」がYahoo! JAPANアプリやGYAO!で無料配信されることが決定。本日11月26日にこの番組の制作記者発表会が行われ、メンバーはスマートフォンで生配信をしながら登壇した。

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BiSHのキレッキレJAPAN」は、BiSHが日本に存在する“キレッキレ”の場所、人、物を体を張って徹底取材する新バラエティ番組。BiSHがオールロケを行い、独自の目線で“日本の今”を伝えるほか、取材後にメンバーが感想をポエムにして披露する。制作発表会ではまず収録済みの第1~4話の予告映像が放映された。そしてアイナ・ジ・エンドモモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコが第1、2話「キレッキレな深海魚の漁を体験」、セントチヒロ・チッチ、リンリン、アユニ・Dが第3、4話「キレッキレな動物飼育を体験」に出演していることから、それぞれが初回ロケを回想した。

「キレッキレな深海魚の漁を体験」に参加したアイナは「漁師さんってすごいんだなって思いました。けっこう過酷なロケで、ハシヤスメとモモカンは船酔いで“リバース”してまして」、モモコは「これほど体を張ったのは初めてです。海が荒れていてギリギリの出港だったんですが、私はブランコや車でも酔うタイプなので大変(笑)。でもご褒美に深海魚をおいしく料理して食べられました」、ハシヤスメは「実はお魚が苦手で、深海魚にもびっくりでした」とそれぞれ過酷なロケを振り返った。続いて動物専門学校を訪れたほかの3人は、まずチッチが「初めてカンガルーに抱きつきました。死んじゃうかと思う瞬間が何度もありました。リンリンとアユニは苦手な動物がいたので大変そうでした」とコメント。アユニは「動物はかわいいものだと思っていますが、小さくても目の前にすると怖くて。動物に愛は通じるかもしれないけど、言葉が通じないので大変でした」、リンリン「鳩が近くにいたら気絶するかもしれないくらい鳥が苦手で。でも小屋に入ってみたり、今まで近付いたことないくらいの距離まで近付いて、ガクガクでした」とロケの感想を口にした。

このほか、ロケに出演してくれた現地の漁師や動物専門学校の先生にまつわる思いが語られたあと、番組を彩るメンバーのポエムについて話が及ぶ。ハシヤスメは「番組での経験を通して自然に降ってきた言葉をありのままを歌詞のように書きました」、リンリンは「簡潔に思ったことをまとめようと思ったので、スローガンとかポスターに書かれる言葉をイメージして考えてましたがちょっと難しかったです」と述べた。そして初の冠番組について、モモコは「ライブ以外の素の感じをたくさん知ってもらえたらと思います」、チッチは「BiSHってこんなに汚いのかと思う人たちがいると思いますが、6人の汚い部分も面白く楽しめると思うので、素を見てほしいですね」と語った。

トークのあと、12月5日発売のニューシングル「stereo future」を披露したBiSH。この楽曲についてチッチは「ダンスはBiSH史上かなり激しいです。歌詞は孤独に戦う戦士の歌でBiSHにも社会人にも通ずる内容です。感情をすごく揺さぶられる内容だし、私たちが心も体も削ってパフォーマンスしている楽曲なのでその姿を見ていただけたら」とコメントした。このほかBiSH12月22日に千葉・幕張メッセ国際展示場9~11ホールで行うワンマンライブ「BRiNG iCiNG SHiT HORSE TOUR FiNAL "THE NUDE"」が、ストリングスを含むバンドセットの公演になることを明かしつつ、本番に向けて準備中であることを説明した。そして最後にハシヤスメが「たくさんの瞳がこっちを見ている。注目してもらうことはとても気持ちいい。けどどうかいろんなものを期待しないでほしい。でもこれが私です」と即興でポエムを披露し、番組制作発表会を締めくくった。なお「BiSHのキレッキレJAPAN」の番組サイトでは、配信開始を前に予告編が公開されているので、ファンは早速チェックしておこう。

「BiSHのキレッキレJAPAN」

初回配信日:2018年12月3日(月)~
※毎週月曜日更新
※月曜23:00~25:00の間にYahoo! JAPANアプリ、Yahoo! JAPANトップページで閲覧可能
※同内容をGYAO!にて配信

BiSH