朝からしっかりエネルギーチャージ

寝ている間に体内にたまった老廃物を排泄するための時間が、朝。起きがけには水分を取って、腸内の排泄を促すのがおすすめです。それが心地よい目覚めにもつながります。

そして日中のストレスに立ち向かうためには、朝のうちに活力をアップしておきたいところ。そのために体をシャキッとさせ、頭をクリアにするポーズを取り入れてみませんか?

今回は心地よく目覚めるためのポーズをご紹介。ヨガの太陽礼拝のポーズを、ごくごく簡単にアレンジしたもので、またの名を「生命活性化運動」。一日の活動に必要なエネルギーを作りましょう!

心地よく目覚めるためのポーズ

1:足をそろえて立ち、両手を胸の前で合掌する。背筋を伸ばして肩の力を抜く。この状態で息を完全に吐き切る。

2:息を吸いながら、両手を横から上げ、吐きながら上半身を大きく後方に反らす。視線は上方、遠くを見つめるようにして。吸いながら元の姿勢に戻る。

3:再び息を吐きながら前屈する。手のひらがピタリと床に着くように。着かなければヒザを少し曲げてもいい。首の力を抜く。

4:いったん息を吸って、その後吐きながら腰を落とし、頭の力を抜いて重力に身を任せる。そのままの状態で5秒キープ。再び1の姿勢に戻って、もう一度同じポーズを繰り返す。

普段より5分だけ目覚ましを早くセットして。朝のヨガタイム習慣を始めてみませんか?

朝食は適度な糖分で血糖値をアップ

活動を始めるエネルギーを得るために。仕事日の朝食には、適度な糖分を摂りましょう。糖分とともに、季節ごとに体が欲するビタミンが摂取できる季節のフルーツも◎。できるだけ国内産のものを選んで。腸内環境を整えるヨーグルトを一緒に食べるのもオススメです。

朝の健康習慣を持つと、その日一日の快適はもちろん、運気アップにもつながるオーラをまとえるようになりますよ。

ライター:幸雅子
出典:『Yogini』vol.4/「お仕事日のヨガ的過ごし方」
監修:友永淳子/友永ヨーガ学院院長。渡印・渡米によりヨーガ指導を学び、1978年に同学院を創立。インド・リシケシ/シバナンダ・アシュラムで修行し、プチ断食など体内をリセットするための生活指導なども行っている。

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