アーセン・ヴェンゲル氏が、バイエルンでの監督業復帰に興味を抱いているようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えている。

ヴェンゲル氏は、2017-18シーズン限りで22年間率いたアーセナルの監督を退任して以降フリーが続いている。かねてより来年1月での監督業再開を明言していた中、11月には『フランスフットボール』によってミラン行きの噂が浮上したが、これは自身が「フェイクニュースだ」と否定。さらに、スラビシャ・ヨカノビッチ監督を解任し、新指揮官クラウディオ・ラニエリ監督を招へいしたフルアムからも声を掛けられ、断っていたことがイギリススカイ・スポーツ』によって明らかとなっている。

▽多くの憶測や噂が流れている中、最近ドイツ『ビルド』が低迷しているバイエルンが、ニコ・コバチ監督の後任にヴェンゲル氏を候補として考えていることが報道。今回伝えられるところによると、これに対してヴェンゲル氏もバイエルンでの指揮に興味を持っているようだ。

ブンデスリーガ6連覇中のバイエルンは、今シーズン第12節終了時点で6勝3分け3敗で5位。絶対王者が首位・ドルトムントに勝ち点9差をつけられている。同メディアはヴェンゲル氏がドイツ語を話せることから、問題なく指導することができると主張しているが、果たしてヴェンゲル氏の監督業再開の地はバイエルンとなるのだろうか。

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