女優の有村架純主演のドラマ『中学聖日記』(TBS系/毎週火曜22時)の第8話が27日に放送され、有村演じるヒロイン・聖が、過去の教え子・晶(岡田健史)との関係を保護者にカミングアウトするシーンに視聴者から「受難を受ける覚悟」「言わなくてもいいことまで言い過ぎ」など賛否、両方の声がSNSに多数寄せられた。

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※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。

 野上(渡辺大)との交際を決めた聖(有村)の前に愛子(夏川結衣)が現れる。その様子を見ていた美和(村川絵梨)は聖の過去を探ろうと愛子に接近を試みる。そして聖と晶の3年前の事件が小学校の保護者に知れ渡り、ある朝、母親たちが学校へ乗り込んでくる。

 一方、晶は、るな(小野莉奈)に自分の本当の気持ちを伝えようとするが、るなは一向にそれを受け入れようとしない。思い悩み、学校にもアルバイトにも行かない晶に、上布(マキタスポーツ)は説得を試みるが、口論の末、晶は思わぬ行動に…。

 学習発表会を間近に控えた小宮第一小学校に保護者たちが姿を現す。聖の過去を知った美和は「3年前、中学生の教え子に手を出していたって…」「先生がその子のことを追っかけ回していたそうですね…」と問いかけ、果ては聖が晶の子を妊娠していたなど、ネット上に出回っているさまざまな“噂”を突きつけた。このシーンに視聴者からは「むちゃくちゃ尾ひれついてる」「噂ってこういうのが怖い」などのツイートが。

 だが、千鶴(友近)と野上に噂を否定された美和は、ほかの保護者たちの信用を失ってしまった上に、娘の彩乃(石田凛音)からも嫌われてしまう。自暴自棄になってしまった美和だが、聖に説得され、学習発表会にやってきた。

 育児放棄状態だった美和は、彩乃と2人で出直すため、彩乃を祖父母へ預けて、仕事と新しい家を探すことを決意。学習発表会の後、美和は聖やほかの保護者の前で、彩乃にそのことを打ち明ける。そして美和は聖に3年前の事件の噂を流したことを謝罪。聖はその場を立ち去ろうとする美和を呼び止め「あの噂は本当です」と一言。妊娠していたという嘘は否定しつつも「あの頃は、私はある男子生徒に不適切な感情を持ちました」と告白する。

 聖の突然のカミングアウトに対して、SNSでは「受難を受ける覚悟をした」「神展開」「聖ちゃん、みんなに告白してから目に光が戻った」などの賛同の声が多数寄せられる一方で、「誰得?」「それを言う必要ある?」「告白はただの自己満足」など、彼女の行動を疑問視する声も投稿されており、盛り上がりを見せていた。

『中学聖日記』に出演する有村架純 クランクイン!