AC長野パルセイロは28日、FW佐藤悠希(30)、FW勝又慶典(32)、FW岡本英也(31)、DF都並優太(26)、FW松村亮(24)が契約満了となり、退団することを発表した。

▽佐藤は、JFL時代の2012年から長野に所属し、今シーズンは明治安田生命J3リーグ18試合、天皇杯2試合2ゴールを記録。勝又は、2014年に栃木SCから長野に加入し、今シーズンはJ3リーグ10試合、天皇杯2試合に出場した。

▽また、岡本は2017年にレノファ山口FCから加入し、今シーズンはJ3リーグ4試合1ゴール、天皇杯2試合に出場している。ヴィッセル神戸から今年加入した松村は、J3リーグ22試合、天皇杯2試合に出場した。

▽さらに、元日本代表の都並敏史氏を父に持つ都並は、2014年から長野でプレー。今シーズンはJ3リーグ7試合、天皇杯2試合に出場していた。

▽退団が発表となった5選手は、クラブ公式サイトを通じてそれぞれ以下のようにコメントしている。

◆FW佐藤悠希
「長い間ありがとうございました。チームメイト、スポンサー、そしてどんな時も応援してくださったファン、サポーターの皆様、本当に感謝しています。長野でプレーできて、幸せでした。僕はこのクラブを去ることになりましたが、サッカーを続けられるよう努力します」

◆FW勝又慶典
「まず、何も達成できないまま、このクラブから去る事になり本当に悔しく思います。讃岐での入れ替え戦、Uスタのこけら落とし、たくさんの思い出があり過ぎてとても書き切れません。その中でも、恒例になった試合後のハイタッチ。勝っても負けても続けました。いつも乗り出して、手を構えて待ってくれているみんなの姿は、いつの間にか自分の心の支えになっていました正直、こんなに長野を好きになるとは思いませんでした」

「長野に来てからたくさんの人たちに支えられ、応援してもらい、こんな自分に良くしてくれて本当にありがとう。これからについてはまだ何もわからないけど、いつも通り、自分らしくやっていこうと思います。どこへ行っても、また気軽に会いに来てください」

「五年間、本当にお世話になりました!ありがとう!!!」

◆FW岡本英也
「約1年半の間でしたが、AC長野パルセイロプレーできたことを誇りに思います。去年の夏に加入し、自分の納得がいくプレーや結果を出せなかったですが、それでもずっと応援して頂き、支えて頂いたファン、サポーターの皆様には本当に感謝しています。今までありがとうございました」

◆DF都並優太
「まず始めに、大卒から5年間、未熟な自分をここまで面倒見ていただきました、クラブ、クラブスポンサー、チームスタッフ、チームメイトの皆様に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました

「そして、どんな時も自分を支えてくださったサポーターの皆様や地域の皆様には感謝しかありません。苦しい時も、皆様の声が僕に前を向かせてくださいました。選手として満足のいく結果は自分の実力不足で出せませんでしたが、持てる全力のプレーをする努力は常にしてきました」

「来シーズンからはチームのJ2昇格という大きな目標にお力添えできずに誠に残念ではありますが、今後のクラブの発展、そしてJ2昇格を心から応援させていただきます」

◆FW松村亮
「1年という短い期間でしたがお世話になりました。チーム、個人としても中々結果を出せず悔しかったですが、たくさんのファン、サポーターの皆様に応援頂いたことにとても感謝しています。本当にありがとうございました