年末年始が近づくにつれ、スーパーや百貨店、ネットなどで目にする”おせち”の広告。
”洋風おせち”や、”スイーツおせち”など王道から変わりダネまで幅広く、その魅せ方にもこだわるなど、今やおせちの楽しみ方は多様化しています。
おせちを購入したり、一から作ったり、その準備や具材は各家庭それぞれですが、他の家庭がどのようにされているのかちょっと気になりますよね。
今回は、そんな「おせち料理」についてのお話です。
“セリア”のアイテムだけでOK!ガスコンロ「グリル排気口」は掃除しなくていい!?2019年お正月におせちを食べる予定は?
「楽天市場」では、30代~60代の女性400名を対象に「2019年のお正月用おせち」に関する意識調査を実施しました。
まずは、2019年のお正月の”おせちの予定”を見ていきましょう。
調査によると、約7割近い世帯が”おせち料理をつくる、もしくは購入”と回答しています。
近年は親戚で集まる習慣がなかったり、核家族世帯の増加などを背景に、そもそもおせち料理を食べないという家庭も珍しくはないようですが、おせち料理を楽しむ世帯はまだまだ多いことが分かります。
調査対象の女性に、おせち料理を楽しむ理由を聞いてみると、
”お正月気分が盛り上がるから”57.6%、”毎年の恒例行事だから”56.9%、”お正月の楽しみのひとつだから”41.3%と、”お正月=おせち料理”と連想できるくらいの行事として根付いていることが窺えます。
「重箱おせち」はどこで購入している?
季節の変わり目「節句」を祝う行事のお供えがルーツで、その節句のうち、もっとも重要な年のはじめ(=春のはじめ)を祝う正月のお供え料理が「おせち料理」へと変化しました。
戦後、現在の重詰め主体のおせち料理が確立し、百貨店が見栄えの良いおせちの重詰めを発売したことが人気を博し、現代のおせちの形になったそう。
昔は家庭で手作りしていたおせち料理。
今は一から自分で作るという方は少なく、”すべて購入する家庭”、”単品のおせち料理と家庭で作ったものを組み合わせる”など、調査によると4人に3人がおせち料理の購入を予定しているようです。
確かに、筆者もおせち料理は組み合わせ派。
黒豆や栗きんとんなどは、手間もかかるため、調理時間とその味の完成度を考えると購入した方が断然、お得であると思います。
各家庭それぞれ購入スタイルが違うのは興味深いですよね。
それでは、すべて購入する「重箱おせち」の購入層を見ていきましょう。
購入層は、年代が高くなるにつれその割合も増加しています。
特に60代女性では30.3%が、重箱入りおせち料理を購入する予定なんだそう。
気になるおせち料理の購入ルートは大きく3つ。
最も多いのが”スーパーマーケット”の52.0%。次いで、”百貨店やデパート”35.4%、”ネット通販”31.0%。
最近ではオンラインのみのおせち料理店も増加しており、”オンライン限定店舗”などと聞くとプレミア感も増しますし、一度購入してみたい!と思ってしまいますよね。
”ネットでおせち購入”は今後も購入される方が拡大していくことが予想されます。
理想のおせちの楽しみ方
最後に調査対象の女性に、”今後やってみたいおせち料理の楽しみ方”について聞いてみたところ……。
ワンプレートに盛り付け、お気に入りの重箱に盛り付ける、SNSにアップなど、ビジュアル重視な一面が見られました。
確かに、インスタグラムでは年末年始になるとハイセンスなおせち料理の写真が数多くアップされます。
重箱に詰めていくより、ワンプレートに並べる方がセンスを問われますし難しい気もします。
しかし女性たちは、家族みんなでおせち料理を囲って新年を祝うという恒例行事の背景で、”オシャレにおせち料理を楽しみたい!”という思いがあるようです。
いかがでしたか?
おせち料理リメイクや、子どもが喜ぶおせち料理など、おせち料理のテーマは本当にたくさんあります。
いつもと違うおせち料理を楽しまれてみるのもいいかもしれませんね。
【参考】
※ <楽天市場調べ・30代~60代の女性400名に聞いた「おせち」に関する意識調査>おせちを食べる人のうち、4人に3人はおせちを「購入」-PR TIMES
コメント