味噌カツひつまぶしなど、もはや全国的にもおなじみとなった名古屋名物のグルメ。そんな名古屋めしも時代とともに進化し、さらなる独創性を得ることで改めて注目を集めつつある。そこで今回は、アイデアいっぱいの”進化系名古屋めし”を大紹介!そのおいしさは、本家を超える!?

【写真を見る】「味噌アイス 小倉バーガー」や「焼き太きしめん」など進化系名古屋めしをチェック!

名古屋メシに欠かせない、八丁味噌をアレンジ!

「岡崎カクキュー八丁村」(愛知県岡崎市)は、江戸時代から続く八丁味噌の老舗・カクキューが運営するフードコート。「食事処 休右衛門」「Q to CAFE」「元祖鉄板やきカレー by さん太」の3店舗があり、どの店にも八丁味噌のメニューがそろう。

「元祖鉄板やきカレー by さん太」 の「八丁味噌香る岡崎おうはんエッグカレードリア」(980円)は、10月から登場した冬季限定メニュー。国産牛スジを使った特製カレーに、八丁味噌のタレを入れてコクをプラスしている。

「Q to CAFE」の「味噌アイス小倉バーガー」(600円)は小倉あんの上に味噌アイスとホイップクリームをのせて、さらに八丁味噌のパウダーを振りかけた1品。塩キャラメルのような味わいがクセになる。

小倉トーストをひんやり&アツアツで

自家焙煎のコーヒーが味わえる老舗喫茶店「喫茶神戸館」(名古屋市中区)。名物の「鉄板小倉トースト」(650円)は、5か月かけて開発した自信作だ。深煎り豆のコーヒーを煮詰めた自家製シロップをかけると、小倉あんの甘味とコーヒーの苦味が溶け合い、大人の味わいに。

あんかけスパがまろやかに変身!

「オーニヨン」(名古屋市名東区)は、開店から約30年の歴史を持つイタリアン店で、ボリューム満点の庶民派パスタがそろう。なかでも、あんかけスパファンをうならせるのが「カルボナーラ」(1150円)。濃厚なクリームソースとピリ辛のあんを絡めて食べる、新鮮な驚きを体験しよう。

ひつまぶしが手軽な海苔巻きに!

「あつた蓬莱軒 松坂屋地下店」(名古屋市中区)は、1873年創業の料亭が手掛ける、テイクアウト専門店。圧倒的な知名度を誇る「ひつまぶし」(3570円)を、同じ素材を使って海苔巻きへと展開したのが「うなぎまぶし のり巻き」(1900円)。熟練の職人が腕を振るう、厳選ウナギやつぎ足しのタレを使った逸品が手軽に楽しめる。

きしめんを鉄板ナポリタン風に

リーズナブルな価格と大ボリュームで愛される、創業80余年のうどん店「朝日屋」(名古屋市中村区)。この店では、客の声に応えながら、従来のメニューにアレンジを加えた商品が毎年登場している。なかでも人気なのは、もっちりとした1.5cm幅のきしめんに、自家製の焼肉ダレが絡む「焼き太きしめん」(720円)。鉄板に敷いた卵はもちろん、桜エビや豚肉もポイントだ。

小倉トーストパスタと出合った!?

「生パスタ専門店 スパ金」(名古屋市中区)のモチモチッとしたこだわりの生パスタは、独自のブレンド粉や真空製麺機を使って毎日手作りしている。定番のミートソースをはじめ、20種類以上の多彩な味が楽しめる。また、トッピングやパスタの量を自分で設定できるのもうれしい。「名古屋のでら白ミートソース」(972円)は、「新なごやめし総選挙2017」で準グランプリを受賞したメニュー。甘くも冷たくもない、秘密の白いクリームミートソースと混ぜて味わおう。(東海ウォーカー・東海ウォーカー編集部)

甘いがピリ辛の味に 虜になったファン多数。「カルボナーラ」(1150円)/「オーニヨン」