メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティFCは28日、元スペイン代表FWダビド・ビジャ(36)の今季限りでの退団を発表した。

▽なお、MLSに精通するアメリカ人ライターのパブロ・マウアー氏は自身の公式ツイッター『@MLSist』でビジャの新天地が日本になる可能性があると主張している。

▽現時点で具体的なクラブ名は挙がっていないものの、一部メディアはNYシティと同じ『シティ・フットボール・グループ』傘下の横浜F・マリノスの名前を挙げている。

▽故郷のスポルティング・ヒホンでキャリアをスタートしたビジャは、サラゴサ、バレンシアを経て2010年にバルセロナに加入。優れたアジリティと足元の技術、抜群のシュート、オフ・ザ・ボールの精度を武器に万能型ストライカーとしてリーガエスパニョーラチャンピオンズリーグ(CL)制覇など多くのタイトル獲得に貢献。さらに2013年に加入したアトレティコ・マドリーでは古巣バルセロナを破り、リーガ制覇に貢献した。

▽その後、2015年からMLSに新規参入するNYシティへの加入を決断したビジャは系列クラブのAリーグ所属メルボルン・シティFCでの短期間のレンタル移籍を経て2015シーズンからMLSに初参戦。在籍期間にリーグ戦124試合に出場し80ゴールを記録。2016年にはMLS最優秀選手賞も獲得していた。今季はプレーオフを含めリーグ戦26試合に出場し15ゴール5アシストの数字を残していた。

▽また、スペイン代表では通算98試合に出場し、歴代最多となる59ゴールを記録。ユーロ2008と2010年南アフリカワールドカップではいずれも得点王に輝き、優勝の立役者の1人となった。

スペインサッカー史上最高のストライカーの1人と評されるビジャが、MFアンドレス・イニエスタ、FWフェルナンド・トーレスに続きJリーグに参戦することになるのか…。

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