けやき坂46の井口眞緒(23)が、11月27日放送のバラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に初出演した。彼女はひな壇後列に青森県のアイドル・王林(りんご娘)、青山学院大学の現役女子大生で準ミス青山のグラビアアイドル井口綾子と並んで座る配置で、どのように見せ場を作るかが注目された。

オンエア前に『欅坂46(keyakizaka46)ツイッター』で井口眞緒が同番組に出演することを伝えたところ、「期待と不安」「井口無双が楽しみ~♪」「事故らないことを祈ります(笑)」といった反響があり、ファンは何かが起きることを予感していたようだ。

本番が始まると、自己紹介で焦ってしどろもどろになりながらも「はい、けやき坂46の新潟県出身…」とノンストップでまくしたて「落ち着いて」「うるさいお前」とさんまを呆れさせる。

そんななか「けやき坂っていうのは何なの?」と聞かれ、いわゆる「ひらがなけやき」は長濱ねる1人でスタートしたものであり、その後で井口眞緒たちメンバーが加入してグループの体をなすが、当の長濱は「欅坂46」に行ってしまったもので「予備軍ではない」という趣旨を説明できたのは大きな成果だろう。

以降もさんまに指名されると落ち着きなく早口のトークを続けるが、彼女なりに考えていた。中盤で橋本マナミが、男性から「今までに何人とつきあってきたの?」と問われると「人並み」と答えてごまかすと話した時だ。

共演者から「“人並み”だと多くの男性とつきあったように思われるのでは」という意見もあり、さんまが「じゃあ次から“近藤並み”って言えば」と近藤春菜(ハリセンボン)を持ち出して橋本にアドバイスした。

トークは進み、さんまが「今まで何人とつきあってきたの?」と王林井口綾子と順番に聞いていく。そして井口眞緒に「何人? 今まで?」と振ると、彼女は満を持して「近藤並みです!」と前のめりに返したのである。

その勢いに近藤春菜が「すごいかも! 次行くぞってのが」と感心すれば、さんまは「構えすぎ! パドックに入った馬みたいに!」といじる。笑いが起きるなか、近藤に「私が恥ずかしいから」と言われて井口眞緒は「すみません」と詫びるが、手応えを感じて表情は晴れやかだった。

ファンから「ヒヤヒヤしながら見たけど、この子にしては及第点かな…」、「井口さんらしさ出ててホントに最高だったよ」、「得意の空回りをせずに…もしハマったら…一気に売れっ子になるでしょうね」とコメントが寄せられるなか「出来ないという個性が初めて勝利した瞬間」というコメントが見受けられた。彼女の魅力をうまく表現しているではないか。

画像は『欅坂46 2018年11月27日付Twitter「本日11月27日(火)19:56~日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」に井口眞緒が出演致します」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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