食事中や就寝前でもスマホがないと落ち着かない、そんな「スマホ依存」が問題視されている昨今。
28日深夜放送『ザワつく! 一茂良純時々ちさ子の会』(テレビ朝日系)では、長嶋一茂(52)と石原良純(56)が同問題に言及。自身の経験を踏まえ持論を展開した。
■スマホの利用状況
2017年には「ながらスマホ」による事故が年間1012件発生。女子高生の8割がスマホ依存を自覚し学力低下を指摘する声もあがるなど、便利な反面、スマホによる問題も多発している。
ニールセンデジタルの調査によると、スマホの1日の平均利用時間は18~34歳は3時間23分、35~49歳は3時間11分、50歳以上でも3時間14分となっており、全世代でスマホが根付いていることが明らかに。
それに対し、一茂と良純はスマホに依存していないと断言する。一茂は「LINEか娘たちのインスタグラムを見るぐらい」、良純は「連絡はガラケー、スマホと同じだけどiPadを使ってる」と自分たちの利用状況を語った。
■2人の主張は…
一茂の中学生の娘は、通話機能はないがWi-FiでインスタはできるiPod touchを利用しており、「スマホはいらないって言ってる」とスマホが必要ないことを主張した。
さらに「スマホは便利なモノ」としながら、「スマホを使いすぎると大切なモノを失うかもしれない」と危機感を露わにする。
良純は自然に触れるべきと強調。「人間は自然の中の小さな一部でしかない。世の中の中心にいると錯覚してはいけない」と苦言を呈す。海や山に行かなくても「最も身近な大自然、空を見ればいい」と気象予報士らしく話をまとめた。
■一茂の銀座クラブ経験
一茂は銀座のクラブで若い女性に「スマホが無くしたらどうする?」と質問した過去を思い返す。
女性は「スマホ無くなったら死にます」と断言。一茂は「無くなっても死なない」と反論、平行線で話が続いた結果、「ドンペリ2本開けさせられた」と女性が一枚上手だったと苦笑いした。
■視聴者の意見は?
最終的に一茂は「スマホがなくても大丈夫」、良純は「酒飲んでるほうが楽しい」と結論付けたスマホ依存問題。視聴者からも、身近な同問題にさまざまな意見があがっていた。
スマホに代わる何かがないとスマホがないと落ち着かないのかも・・・ #ザワつく
— うみゅうみゅなん (@sibazakura1318) November 28, 2018
今テレビでスマホを触る時間はもったいないとか言ってるけど、スマホを使ってなにをやってるかが大事。
本を読んでるかもしれんし、仕事をしてるかもしれんし、ゲームをやってるかもしれん。
スマホの全てを否定する時代遅れの人間はこれからどんどん取り残されていく。— ケイスケ・ジンバ16歳日本一周中 (@kkk_spider) November 28, 2018
な〜にがスマホ中毒じゃ!食事中毒!本中毒!とは言わないだろうが!ワシのスマホは右手と一体化しとるんじゃ!
— クアッカ(さちこ) (@810or810) November 28, 2018
スマホに依存してるんじゃなくて生活に必要なことがスマホに集約されてるだけじゃん?
— くらおー (@kuraoh124) November 28, 2018
私がスマホを持つようになったのは、大学2年の頃。
小〜高校で持ってたら勉学面でヤバかった。
無かったから学年一位をキープできた。
スマホが途中で手に入る世代に生まれて本当に本当によかったです。#ザワつく— オハコ。 (@ohakonobinobiko) November 28, 2018
■31.7%は「スマホがないと生きていけない」
しらべぇ編集部で全国20〜60代のスマホユーザーの男女914名を対象に調査したところ、全体の31.7%が「スマホがないと生きていけないと思うほうだ」と回答している。
一茂が出会った女性が該当するだろう20代女性は最もその比率が高く、57.1%にも及んでいると判明した。
スマホは、多くの人の生活に根付き「なくてはならないモノ」となってしまった。
一茂や良純の主張する「なくても平気」なのも間違いではないだろうが、一度覚えてしまった利便性を手放すのは難しい。過度な利用を控えてスマホとの適切な距離をはかることが、今後の課題となるだろう。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年5月18日~2018年5月21日
対象:全国20代~60代スマホユーザーの男女914名(有効回答数)
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