柏レイソル11月30日、MF栗澤僚一(36)が現役を引退することを発表した。

千葉県出身の栗澤は、流通経済大学在学中の2004年に特別指定選手としてFC東京入りし、プロデビュー。柏レイソルには2008年夏にレンタルで加入し、2010年から完全移籍を果たした。

▽2011年にはボランチのポジションで柏のJ1リーグ優勝を成し遂げ、クラブ・ワールドカップ(CWC)にも出場。2013年にはリーグカップの優勝杯も掲げるなど、ハードな守備と豊富な運動量でクラブに貢献し続けてきた。

▽チーム最年長で迎えたプロ14年目の今シーズンは、明治安田生命J1リーグ2試合、天皇杯2試合、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2試合に出場。通算では、J1リーグ265試合6ゴール、J2リーグ31試合、リーグカップ46試合2ゴール、天皇杯34試合、ACL19試合2ゴール、CWC3試合の成績を残している。

▽栗澤にとっての現役最終戦は、三協フロンテア柏スタジアムで行われるJ1リーグ第34節ガンバ大阪。試合後に、セレモニーが行われる。最終節を前に降格が決まっている中、10年半を過ごしたクラブに別れを告げることとなった。

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