リニア・鉄道館」が、冬季の各種イベントを企画。新幹線300系は前面の「口」が開きます。

ガイドツアー2種類は初開催

JR東海は2018年11月29日(木)、「リニア・鉄道館」(名古屋市港区)の冬イベントとして、新幹線300系の「前頭オオイ」を開放すると発表しました。

同館で保存・展示されている300系322形新幹線電車で、車両連結時以外は開けることのない車両前面の「オオイ」が特別に開放されます。実施は、2019年1月12日(土)から14日(月・祝)までと、2月11日(月・祝)の各日12時半から16時までです。

C57蒸気機関車は、2018年12月19日(水)から2019年2月25日(月)まで、お召列車に使われた当時の装飾が行われます。

ガイドツアーは2種類を初開催。「運転台ガイドツアー」は、新幹線0系、100系300系の運転台をそれぞれ公開し、特徴や変化などをスタッフが解説します。開催は2018年12月26日(水)から1月6日(日)まで(休館日除く)の各日13時からで、定員は各回先着10人程度です。

「鉄道の標記ガイドツアー」は鉄道車両に記されている文字や数字の意味についてスタッフが解説します。開催は2月9日(土)から3月17日(日)までの土休日で、各日13時から。定員は各回先着15人程度です。

このほかにも2018年12月5日(水)から2019年2月28日(木)にかけて、クリスマスイベントや運転台の公開、クイズラリーなどといった企画が予定されています。

【写真】C57形の過去のお召装飾

「前頭オオイ」を開放する新幹線300系のイメージ(画像:JR東海)。