島根県立石見美術館では、コレクション空間を奏でる-澄川喜一の彫刻」を下記のとおり
開催しています。


会 期  平成31年121日()まで
休館日:毎週火曜日、12月28日1月1日
開館時間:10:00~18:30(展示室への入場は18:00まで)

会 場  島根県立石見美術館 展示室Cグラントワ内)

3.  
木のもつあたたかさ、しなやかさ。目に優しく、手のひらにしっくり馴染み、心地よい芳香を感じさせる親密さ。木は日本人にとって大変身近な存在です。島根県吉賀町出身の彫刻家・澄川喜一(1931年~)は、木の呼吸やいのちを慈しみ、素材の性質である「そり」と「むくり」を活かした彫刻を制作し続けています。日本の伝統的な造形物に基づくそのかたちは、まるで空間のなかでリズムを奏でるような視線の動線と、存在感の軽やかさを思わせ、ある種の爽快感を感じさせます。天井が高く、白い壁に囲まれた展示室で、彫刻の林立する空間を歩くことで、その感覚を是非実体験してみてください。
(展示点数 約12点)
 
《木霊》2007年
《そりのあるかたち》1979年

               

《そりのあるかたちA》2011年

※いずれも個人蔵

〈お問い合わせ〉
島根県芸術文化センター「グラントワ」(島根県立石見美術館
総務広報課 担当:田原・坂根・岸田
電話:0856-31-18663  Fax:0856-31-1884

配信元企業:島根県

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