11月10日午前5時頃、「鄭和号」遠洋航海訓練艦に見守られるなか、中国初の空母「遼寧号」は20日間にわたる試験航行と訓練を開始した。情報筋によると、「遼寧号」は数隻の駆逐艦潜水艦に付き添われ、空母編隊の形で訓練を行う予定だ。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。(写真は「CNSPHOTO」提供)

■中国の航空母艦 写真特集

  中国船舶重工集団公司(中船重工)701研究所の国家空母工程副総設計師の呉暁光氏はこのほど、「遼寧艦はまもなく艦載機の離着陸テストを開始するが、そのほかにも良い知らせを中国国民に伝えられるだろう」と述べた。呉氏によると、「遼寧艦」は11月から12月にかけて艦載機の離着陸テストを行う見通しだ。(編集担当:米原裕子)