世界遺産」とは世界遺産条約にもとづいて世界遺産リストに登録された、文化財、景観、自然などのことです。近年、日本でも世界遺産に登録された遺産が増えてきており、2018年11月時点、日本には22件世界遺産があります。

今回、ランキングサイトランキングー!」が、「行ってみたい、またはもう1度行きたいと思う日本の世界遺産ランキング」を発表しました。今回はこのランキングのなかから、第5位までの世界遺産をご紹介します。

第5位 知床(北海道)

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まず、第5位には、北海道の「知床」がランクインしました。知床は日本の世界遺産(自然遺産)として2005年に登録されました。その領域は、北海道の北東端、知床半島の中央部から先端部の知床岬までの陸域と、その周辺のオホーツク海域までです。

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世界で最も低い緯度海水が凍り、海や川そして森を独特な生態系で結んでいるためから世界遺産に登録されました。動植物とも北方系南方系両種が混在するなど、非常に珍しい地域です。なかでも、稀少種であるシマフクロウオジロワシ生息地であることで有名です。

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また、天然記念物オオワシ越冬地にもなっており、世界中からその姿をカメラに収めようと冬季でも多くの人が集まります。本州とは全く異なったその自然にはきっと心を奪われるでしょう。

第4位 姫路城(兵庫県)

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続いて第4位には兵庫県姫路市の「姫路城」がランクインしました。姫路城鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて、武将・赤松貞範によって姫路城の基礎となる城が創建されたと言われています。

現在残っているのは、江戸時代初期に建てられた天守や櫓などの主要建築物です。これらは、世界遺産以外にも国宝重要文化財に指定されているほど見事で、日本100名城などに選定されています。また、別名を「白鷺城」とも呼ばれる白く輝く美しさは見惚れるほどです。

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しかし、歴史が長いだけに老朽化も進んでおり、2009年から2015年まで「平成の大修理」と呼ばれる保存修理工事が行われました。その時には漆喰の塗替えや耐震補強などが施されました。今回のアンケートでは、「新しく生まれ変わった姫路城を見に行きたい」という声が多く聞かれたそうです。

第3位 白川郷・五箇山の合掌造り集落(岐阜県/富山県)

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第3位には、岐阜県富山県にまたがる飛越地方にある「白川郷・五箇山の合掌造り集落」がランクインしました。この2つの集落には日本の古い住宅建築様式のひとつである「合掌造り」と呼ばれる家屋が残されています。

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合掌造りの特徴は、茅葺の屋根です。豪雪による雪下ろし作業のためや雨が多いため、水はけを考慮して屋根は45度から60度まで相当に傾いて造られています。世界遺産に登録された理由のひとつに、かつては茅葺き屋根の葺き替えの時村人総出で1日で終わらせたという文化が評価されたようです。

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特に、白川郷荻町地区には114の合掌造りが残っており、世界遺産に登録されている地区のなかでも最大規模だそう。まるで日本おとぎ話にでてくるような景色が堪能できます。