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大阪府警捜査4課は3日、黄色の派手な服でテレビなどに登場し名物社長して知られていた「スーパー玉出」創業者で「株式会社スーパー玉出」元社長、前田託次容疑者(74)を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で逮捕したと、産経新聞など大手メディアが報じた。

前田容疑者は、大阪市西成区歓楽街飛田新地(とびたしんち)」で売春に使う店舗を暴力団幹部側に貸し、売春の売り上げだとわかった上で賃料を受け取っていた疑いが持たれている。同課は3日、関係先の家宅捜査をおこない、受領金額を数千万円にのぼるとして裏付けを進めているという。

店舗は飛田新地にあった「銀河」(現在、閉店)で、女性従業員に売春相手を紹介したとして、同課は5月に暴力団幹部やその内縁の妻らを逮捕していた。

スーパー玉出1978年創業、派手な外観や激安商品が話題となり、大阪府内に40店以上を展開。今年7月にスーパー事業を売却し、現在は別会社が運営しているという。

前田容疑者は、過去にも外国人の不法就労事件などで摘発され、暴力団との関係が指摘されたこともあったという。また、社長だった当時、ボクシングの試合のスポンサーとしてリングなどに広告を提供し、リングサイドで観戦する前田容疑者の姿が映っていたこともあった。

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