inose.jpg 猪瀬直樹東京都副都知事は2011年3月16日東日本大震災に関するニコニコ動画の特番番組「首都圏は今、何をすべきか?~安全確保から支援まで~」に出演。「買い占め」行動をする都民を批判し、「外食で消費をしろ」と述べた。

 番組で猪瀬副都知事は、東日本大震災後に東京都内でも都民による食料品やガソリンなどの「買い占め」行動が見られる事に関して、以下のように分析した。

第二次世界大戦以来、平和で安定した幸せな日常が連続していくと思われてきたものが、東日本大震災で日常の連続を断絶されたことで、人々が普段と違った意識で行動をとりはじめた」

 猪瀬副都知事によると5kgのお米でおにぎりが200個つくれるといい、被災者がおにぎり1個すら食べられないこともある現状を踏まえ、「日常と違う意識の自分を一度客観視することが必要」と買い占め行動に向かう都民に対して冷静になるよう要請。また、このような買い占めによって貯めこまれた生活必需品を「部屋在庫」と表現して自粛を呼びかけた。

 さらに猪瀬副都知事は、このような時こそ「買い占め」ではなく「外食で消費をしろ」と言う。

レストランだってお客さんが少ない。家にいなくたって、レストランに食べにいけばいい。レストランラーメン屋、定食屋の人たちは困ってしまうではないか。東京で何も起きていない時にカップラーメンを部屋に積んでおいて、お湯を入れて食べることはない。『部屋在庫』で一人鎖国をせずにもっと外食しよう。経済的に消費しないと、(さらに)悪い循環に陥ってしまう」

 東日本大震災の被害の少ない東京都においては、今まで通りの生活を送ることこそが被災地のためになると猪瀬副都知事は主張していた。

【関連サイト
@inosenaoki 猪瀬直樹東京都副都知事の公式Twitterアカウント

ニコ生東日本大震災特番 「首都圏民は今、何をすべきか?~安全確保から支援まで~」
「猪瀬氏『買い占め』を『部屋在庫』と表現して自粛を呼びかけ」部分より再生
http://live.nicovideo.jp/watch/lv43397471#1:13:00
(番組はタイムシフト機能でいつでも視聴できる)

(中村真里江)

【関連記事】
東北地方太平洋沖地震 日本各地で強い揺れ、余震続く
ニコニコ動画、動画と原宿本社で募金を開始
震災で献血増えるも血液に有効期限 「一度に多く」より「継続して」