アメリカの人気ゲーム開発会社ブリザードが送る、大人から子供まで楽しめるカードゲームといえば『ハースストーン』だ。

12月5日から新拡張『天下一ブドゥ祭』も追加され、ますます盛り上がりを見せていきそうだが、ユーザーとしては気になるのがどんなデッキタイプが強いのかである。

 

■日本人有名プレイヤーも注目

すでに海外だけでなく日本人の有名プレイヤーであるkoronekoさんやGundamFlameさんなども注目のデッキについてYoutube動画などで言及しており、今拡張もスタート時はかなりの盛り上がりを見せそうだ。

今回はしらべぇ編集部のハースストーンプレーヤーである記者も、個人的に注目しているデッキタイプについて3つお伝えしようと思う。

 

(1)奇数メイジ

デッキに入るカードを奇数だけにすると、常時使えるヒーローパワーを強化できる『月を喰らうものバク』を入れた奇数メイジは、いまもっとも注目されていると言っても過言ではないデッキタイプ。

出したターンのヒーローパワーのダメージを+2する『大胆な火喰い男』や、ヒーローパワーで8ダメージ以上与えていると炎の王ラグナロスを召喚する『ドラゴンホークのロア・ジャナライ』など、ヒーローパワー関連のカードが多数追加されているからだ。

(2)急襲ドラゴンウォリアー

ハースストーンミニオンカードは場に出したターンは基本的に攻撃できないが、相手のミニオン限定で攻撃できる能力「急襲」を持ったカードが今拡張でも多数追加された。

また、急襲を持ったミニオンが出たターン無敵になる『サイの精霊』や、手札のドラゴンをすべてコピーする『戦将ヴーン』などと合わせた急襲ドラゴンウォリアーも、名前のカッコよさと使いやすさで注目を浴びている。

 

(3)ベインローグ

以前からある武器を強化したものが壊れてもそのまま残り再利用できる『大逆の刃 キングスベイン』も、海賊と武器をサーチできるカード『ぶんどり部隊』や、序盤の弱さを補ってくれる除去カード『板渡らせの刑』などが追加されて、地味に強化されている。

いままでは武器もしくは武器のサーチカードが引けないと完全に終了なデッキタイプだったが、順調に武器も強化カードも引ければ最初から最後までかなりの強さを見せるデッキタイプなので、サーチカードの追加により実用性がグンと高まった。

さらに強化カードも『人斬りバッカニーア』や『グリーンスキン船長』など海賊カードが多いので、個人的には期待度ナンバーワンである。

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(文/しらべぇ編集部・熊田熊男

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