平成感謝祭公演と銘打ち、観客の記憶に作用するリアルで骨太な「登場人物駄目人間」の会話劇でファンを増やしている、演劇ユニット浮世企画の平成感謝祭公演『SHIP』が12月4日(火)APOCシアターにて開幕した。

舞台写真:奥山 郁

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「それぞれがお互いの違いを超えて、あるいは面白さとして持ち寄って、交差した表現を目指す場」として旗揚げされた浮世企画の原点に立ち戻った本作は、前半はどんなに仲のいい友達でも全く別の過去をもつ圧倒的な他者であることを肯定する女4人芝居。そして後半は、日替わりで様々なゲストによるライブ、トーク、エチュード、コントなどの二部構成でお送りする平成最後のお祭り公演となっている。

舞台写真:奥山 郁

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<あらすじ>
幼稚園のバザーに出す品を手作りするハメになった女。
不器用な彼女のためと2人の女友達が手伝いにくるが、動くのは手より口、たまったグチや妄想を放出して笑い合う。そこに更に女が訪ねてきて、男にまつわる悩みを告白する。
「なんっだソレ!!」
友の敵は私の敵、と息巻いて女たちは男をブチのめす計画を本気で模索しだす。
が、転がる話の中でそれぞれが触れずにきた過去と互いへの違和感が明らかになった時、誰も見たくない、でも本当はずっと見たかった真実が顔を出す…
浮世は夢よ、義理に縛られ、荒波乗り越え、次は一体何が起こってくれるのか、まあこの節目をいいことにお祭りだ、みんな集まり更なる浮世へ。
 
 
舞台写真:奥山 郁

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