2015年に劇場公開された映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』以前の世界を描いたテレビアニメシリーズ『スター・ウォーズ レジスタンス』が12月9日から、ディズニーXDとDlifeで日本初放送される。スター・ウォーズの正史となるアニメーション作品ということで、シリーズファンはワクワクすること間違いなし!さらに、子供も楽しめる内容になっている。そこで、父親であり、小さい頃からスター・ウォーズが大好きだというタレントのユージに、アニメーションならではの魅力や家族での楽しみ方などをたっぷり語ってもらった。

【写真】『スター・ウォーズ レジスタンス』で描かれるスピード感あふれる飛行レース

 本作の主人公は、宇宙船の若きパイロットとして非凡な才能を持ちつつも、少しおっちょこちょいな部分がある“カズーダ・ジオノ”通称カズ。銀河帝国の残党から生まれたファースト・オーダーが勢力を拡大する中、未知なる可能性をポー・ダメロンに見出されたカズが、BB‐8とともに極秘ミッションに挑む姿を、壮大なスケールで描く。

 作品をいち早く鑑賞したユージは「腕は確かだけれど、危なっかしいカズが次は何をするのか気になって目が離せなかった」と語り、続けて「行く先々でハプニングが巻き起こるようなおっちこちょいな奴で『なにやっているんだ!』と突っ込みを入れつつも、いつのまにか応援していました」と非常に感情移入しやすいキャラクターであることを特徴としてあげる。

 また、シリーズの人気者BB‐8をはじめ、おなじみの乗り物やキャラクター、効果音などファンがワクワクする実写シリーズの世界観も踏襲されていたが、「まったく新しいスター・ウォーズ」だと感じる部分も多々あったという。そして、「ファンはもちろん、これまでシリーズを観たことがなくて、このアニメから『スター・ウォーズ』に入る人でも十分楽しめる作品だと思いました」と太鼓判を押す。

 特に、アニメーションならではの、映像やストーリーの“柔らかさ”は子供でもとっつきやすい。ユージにも3人の子供がいるが「なかなか僕の好きなものに興味を持ってくれないんですよ」と苦笑いを浮かべつつも「実は、映画の『スター・ウォーズ』はこれまで何度か子供と一緒に観ようとトライしたのですが、あまり関心を示してくれなかったんですよ…。でも、本作はアニメーションで難しい設定もないし、ドロイドたちもすごくかわいい。子供たちも観やすいと思うので、一緒に観たいですね!そして、本作から『スター・ウォーズ』の英才教育をして(笑)、いつか映画も全シリーズを子供たちと一緒に観たいです」と意欲を見せていた。

 アメリカで生まれたユージは、「英語が話せたので、海外の文化に同学年の子たちよりも興味がありました」と語り、小学生の頃からスター・ウォーズが好きだったという。「なにか大きなきっかけがあったわけではないのですが、気がついたら観ていましたね。海外のおもちゃって結構リアルで、ライトセーバーとかダース・ベイダーのお面とか、身近に『スター・ウォーズ』関連のグッズがあったりして、自然とハマっていった感じです」。

 「スター・ウォーズ」シリーズの魅力について質問すると、「子供の頃は、ライトセーバーを使った戦いなど子供なりの楽しみ方があり、大人になるとまた違った視点で感情移入できる」と語る。実際、ユージは父親になり、『フォースの覚醒』のハン・ソロカイロ・レンの親子のやりとりには非常に心を奪われたという。「僕も子を持つ親として、自分の子供がとんでもないことをしてしまったら、最後は親父が責任を持たなければいけないんだなと教えられたような気がしました。本当に深いんですよ」。

 最後に、本作の魅力について「レースや空中戦にフォーカスしたストーリーのシンプルさと、絶妙なキャラクター設定が最高に魅力的でした。年齢問わず愛される作品だと思います。カズが今後どうなっていくのか、『フォースの覚醒』に繋がる展開があるのか、続きが楽しみです」と語り、最後まで楽しそうにスター・ウォーズについて話していた。(取材・文:磯部正和/写真:高野広美)

 『スター・ウォーズ レジスタンス』は、12月9日(日)19時から、ディズニーXDとDlifeで日本初放送。

『スター・ウォーズ レジスタンス』を鑑賞したユージにインタビュー! クランクイン!