セレッソ大阪は5日、元日本代表DF茂庭照幸(37)、DF酒本憲幸(34)との契約満了に伴い、来シーズンの契約を結ばないことを発表した。

神奈川県出身の茂庭は、ベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)の下部組織で育ち、2000年にトップチームに昇格。その後、FC東京C大阪を経て、2014年にタイのバンコク・グラスFCに渡ったが2015年からC大阪に復帰していた。日本代表でもプレーし、J1通算300試合に出場した大ベテランだが、今シーズンは度重なる負傷も影響して出場機会を得られないままクラブを去ることとなっている。

和歌山県出身の酒本は、2003年に初芝橋本高校からC大阪に入団。以来、16年間を同じクラブで過ごすこととなった。しかし、今シーズンは公式戦1試合の出場に留まっている。

▽両選手は、クラブ公式サイトを通じてそれぞれ以下のようにコメントしている。

◆DF茂庭照幸
「2010年に大阪に来てから8年が経ちました。1年間は皆さんがよくご存知のプレミアリーグ(笑)に挑戦しましたが、7シーズンもの長い間、常に感謝の気持ちを持って戦ってきました。今年で契約は満了になりますが、これからもセレッソ大阪に感謝の気持ちを持ち続けて、次のステップに突き進んでいきたいと思います。ありがとうございました」

◆DF酒本憲幸
「この度契約満了によりセレッソから離れることになりました。まず、選手、スタッフ、チーム関係者、スポンサーの皆様、本当に長い間ありがとうございました! 感謝の気持ちでいっぱいです! 今振り返ると色々な事がありました」

「苦しかったり、辛かったり、うれしかったり、楽しかったり、今思い返してみても本当に幸せな時間だったなと感じています! 僕はセレッソを離れますが、いちファンとしてこのチーム、このクラブの成功をずっと願い、応援しています! セレッソ大阪プレーできたのは僕の誇りです! 16年間ありがとうございました! 」

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