サンフレッチェ広島のFWパトリック(31)は、現時点でブラジルに戻ってプレーするつもりはないようだ。ブラジル『グローボ』が報じた。

▽これまで川崎フロンターレヴァンフォーレ甲府ガンバ大阪プレーしたパトリックは、2017年7月にブラジルのサルゲイロから期限付き移籍で広島に加入。15試合で4ゴールを奪い、J1残留争いに巻き込まれていたチームを救うと、今シーズンは2位の躍進に貢献していた。

▽今シーズンの明治安田生命J1リーグで33試合に出場しリーグ2位の20ゴールを記録したパトリックだが、広島との契約は2019年1月1日で満了を迎える。

▽『グローボ』によると、現時点で広島との契約は合意していないとのこと。また、他クラブからのオファーもあるものの、ブラジルに帰る考えはないとパトリックは明かした。

「僕の広島との契約は1月に終了する。来年もクラブに残ることを考えているけど、まだ合意していない。他のクラブからのオファーもある。でも、僕はすぐにブラジルでプレーするつもりはない」

「僕が好きなパルメイラスを守るためであれば、今僕は戻るだろう。それは、より幼稚な情熱の問題だ」

▽J1の得点王は今シーズンから名古屋グランパスに加入した元ブラジル代表FWジョー。昨シーズンはブラジル・セリエAで得点王に輝き、2シーズン連続で得点王となったが、パトリックはわずかに4ゴール及ばなかった。

パトリックは、日本国籍を取得するために動いており、その条件には連続した5年の居住が必要となり、帰化のためにも日本にとどまる必要があるが、去就はどうなるだろうか。

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