明治大学は6日、Jリーグ内定者合同記者会見を行った。

▽今年総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントを制した明治大学からJリーグ入りが内定したのは5名。DF岩武克弥は浦和レッズ、MF小野雅史は大宮アルディージャ、DF上夷克典は京都サンガF.C.、DF袴田裕太郎は横浜FC、FW村田航一は水戸ホーリーホックに内定している。

明治大学で主将を務める岩武は、大分トリニータU-18から同大学に進学。ユース時代の2014年には2種登録選手としてJのピッチに立ち、明治安田生命J2リーグに10試合出場した経験を持つ。

▽会見終了後、浦和レッズへの加入が内定しているDF岩武克弥が、メディア陣による囲み取材に応対。熱狂的なサポーターの前で「ひたむきに熱いプレーを見せたい」と意気込んだ。

──会見を終えた今の率直の気持ちは
「まだスタートラインに立っただけという思いです。ここからどうやれるかが今後の大事になってくる部分でもありますし、楽しみです」

──浦和からオファーを受けた際に印象に残っていること
キャンプに参加させて頂いて、全員の人間性の部分や練習中の熱さ、質の高さにたくさんの刺激を貰えました。そういったところでできるのは喜びでもありますし、楽しみです」

──センターバックでも右サイドバックでも熾烈なレギュラー争いがあるが
「浦和はどのポジションでもポジション争いが厳しいと思います。しっかりとそこに勝てるように頑張りたいです」

──そこを勝ち抜くために何をしたいか
「まずはオリヴェイラ監督の戦術をしっかり把握したうえで、自分がどこを生かして伸ばしていったほうが良いのかをいち早く確認したいです」

──高校時代にJリーグの舞台を経験した中で大学進学を決断した理由は
「もう一度人間性や自分を一から見つめ直そうという思いがありました。その時に明治大学に練習参加させて頂き、レベルの高さや全員がひたむきにやっている姿を見て、ここなら自分も成長できると思って決めました」

──高校卒業後にプロ入りする選手もいる中で、自身が感じた大学サッカーの良さは
「プロと違うのは学業もあるということです。上下関係もよりハッキリしているのかなと感じています。その中でも練習中は上下関係なくやっていこうと明治大学はできていますけど、そういった面で自分にとっては1年目に室屋成選手という大きな存在がいる中、腐らずに出来ている選手が最後にこうやってプロにいけているのかなと思います」

──ご自身センターバックもサイドバックもこなせる中、個人的に勝負したいのはどちらか
「右サイドバックですね」

──浦和はサポーターがすごく熱狂的だが
「観に行っても本当に熱狂的なサポーターがすごくいます。その期待に応えられるように頑張りたいです」

──最後にサポーターへ
「どんな時でもひたむきに熱いプレーを見せられるように頑張ります。よろしくお願いします」

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