仏代表FWムバッペチェルシーベルギー代表MFアザールを名指し

 パリ・サンジェルマンPSG)のフランス代表FWがキリアン・ムバッペはその圧巻スピードと決定力を発揮し、19歳にして2018年度のサッカーシーンで最も活躍した選手の一人となった。そんな神童は対戦相手として最も印象に残っている選手として、チェルシーベルギー代表MFエデン・アザールの名前を挙げた。

 ムバッペは2018年にPSGで国内タイトル三冠を経験。夏のロシアワールドカップでは4得点を決めて母国に優勝トロフィーをもたらした。仏誌「フランスフットボール」主催のバロンドール受賞は叶わなかったものの、“若手版バロンドール”とされる「コパ・トロフィー」を受賞し、充実の一年に花を添えた。

 そんな若きストライカーは同誌の取材に対し、「彼は今年対戦した中で最も印象的だったよ」と語り、18年に対戦した選手の中で最も手強かった選手としてW杯でもマッチアップしたベルギー代表のアザールをピックアップした。

「僕は彼から5メートル離れてボールを受けても、そのスピードに何度も驚かされることが何度もあった。彼がボールを持っている時、まるでボールが足に張り付いているかのようだったよ。彼の頭は常に働いて、彼が見つけられないスペースはなかった」

 アタッカーとしてドリブルやシュートでの印象が強烈なアザールだが、ムバッペは守備面でも衝撃を与えられたと語った。そのパフォーマンスはバロンドールを受賞したクロアチア代表MFルカ・モドリッチレアル・マドリード)をも凌ぐほどのインパクトがあったようだ。(Football ZONE web編集部)

パリ・サンジェルマンのフランス代表FWムバッペ【写真:Getty Images】