映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』の大ヒット公開を記念し、12月6日に「かぞく」と「鉄オタ」という視点から本作の魅力について語るスペシャルトークイベントが開催され、TKO木下隆行とその母親である定子さん、そして、鉄オタで有名な演歌歌手の徳永ゆうきが登壇した。

 木下は「改めて家族とはなんぞやということを感じるすごい素敵な映画でした。親父を早めになくしたり、お父さんの気持ちを綴るシーンなど、自分と近い部分があって、またお父さん会いたいなという想いになりました。ひとつだけ違った部分は、お母さんの可愛さですかね(笑)。有村さんは可愛かったです」とコメント。すこし緊張気味の定子さんは「本当に泣きました。いろいろ重なる部分もあり、人生の歩み方、何か参考になるものがたくさんある映画だと思いました」と話し、“かぞく泣き“したことを明かした。

 続いて、「ご乗車、ありがとうございます。次の駅は阿久根、阿久根です」と、鉄道の車内アナウンスモノマネを披露しながら、肥薩おれんじ鉄道の制服に身を包んだ徳永が登場。そのリアルアナウンスに会場は拍手と笑いでいっぱいになった。


 同作の感想について聞かれると、徳永は「子役の駿也が僕の小さい頃と一緒でした。電車が大好きで、先頭車両に乗ったり、車掌さんに手をふったり。その時に車掌さんも手を振って返してくれたのがとても嬉しかったです。そこから、車掌さんのアナウンスを聞いては真似して、聞いては真似することで憧れも持つようになりました」と語り、鉄オタになったルーツを披露。


 そして、血のつながらない3人が様々な葛藤や苦難を乗り越え、家族として再出発するという同作のストーリーにちなみ、これまでに家族で乗り越えた思い出深いエピソードについて聞かれると、木下親子は「うちは、ハプニングだらけですよ!」と即答。木下は「昔、変なおじさんがうちの玄関に液体を撒いていて、それが実はガソリンだったんですね」と話を始めると、定子さんは「灯油って言って!(ガソリンだと)若干、ひくから」とツッコミ。木下は「その時は若くてよくわからなかったから、母に、おじさんが水を撒いている!と話してたら、その時、おかんが着替え中だったので下着姿だったんですが、その姿で走って、ジャンプして、そのおっちゃんと戦ったんですよ!そして、母から警察呼んで!と言われて、すぐ警察が来たんですけど、その姿の母をみて(おじさんではなく)母を取り押さえたんです(笑)」と衝撃的なエピソードを披露した。


 定子さんは「冗談のように聞こえるけど、ほんまだから。小さいから水って言っているけど、匂いから灯油ってわかっていたので、ほんま下着姿のままでやっつけました。今でもその時の自分にびっくりです!」と当時の心境を振り返り、木下は「後から、そのおじさんと父が何かのトラブルがあってそういうことになったみたいで…」と説明を補足。客席からは驚きの声が上がっていた。